特許
J-GLOBAL ID:200903046621275971

気泡を外気に連通させて記録を行う記録方法及びその記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸島 儀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-169962
公開番号(公開出願番号):特開平5-016365
出願日: 1991年07月10日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 熱エネルギーに基づいてインク気泡を形成し、この気泡を大気或いは外気に連通させて記録を行う方式のスプラッシュの発生或いは連続的インク気泡の乱れという技術課題を解決する。【構成】 熱エネルギーによって核沸騰を越えた膜沸騰により気泡を形成して、この気泡を吐出口近傍で外気と連通させ、この連通状態で液路は該気泡で遮断されていないことを特徴とする。より好ましい条件としては、連通時の気泡内圧が外気圧以下、連通時の気泡の吐出方向先端部の移動速度の加速度が正でないこと或いは、la/lb≧1を挙げる。【効果】 記録画像を良質なものにでき、複数吐出口でも吐出ムラがなく、連続インク滴吐出をインクリフィル及び滴安定性さらには温度昇温を抑制しつつ高効率な記録を達成できた。
請求項(抜粋):
液体噴射記録方法は以下を特徴とする;液体供給源から液体の供給を受けるために該供給源に連通している液路に対して熱エネルギーを与えて核沸騰を急激に越える温度上昇により気泡を生成する工程、該液路の吐出口近傍で生成した気泡を外気と連通させる工程、該連通工程で液路は該気泡で遮断されていない。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-000510
  • 特開平1-258954

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