特許
J-GLOBAL ID:200903046621801371

ATM交換機システムおよびそのトラヒック制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216474
公開番号(公開出願番号):特開平10-065678
出願日: 1996年08月16日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 ATM交換機内部での輻輳発生を抑制して実効スループットを増大させ、かつ同一出力回線を使用するVC間でのスループット公平性を保証する。【解決手段】 ATM交換機システムは高速な入出力ポート間のATMセル交換機能を有する中核スッチ部40と、複数の低速な入力回線91を高速な入力ポート71へ多重する拡張入力バッファモジュール部50と、高速な出力ポート72からの出力を複数の低速な出力回線93に分離する拡張出力バッファモジュール部60とから成る。拡張入力バッファモジュール部50では出力ポート毎かつサービスクラス毎にキューインクが可能であり、拡張出力バッファモジュール部60では自らが収容する出力回線毎かつサービスクラス毎にキューイングが可能である。中核スイッチ部40はバックプレシャー信号101を発信し、拡張出力バッファモジュール部60はバックプレシャー信号102,103を発信する。
請求項(抜粋):
複数の低速な入力回線と複数の低速な出力回線間でATMセルを交換するATM交換システムであって、高速な入力ポートと高速な出力ポートとの間のATM交換機能を有する出力バッファ型構成の中核スイッチ部と、前記複数の低速な入力回線からのATMセルを前記高速な入力ポートへ多重する少なくとも1つの拡張入力バッファモジュール部と、前記高速な出力ポートからの出力を前記複数の低速な出力回線に分離する少なくとも1つの拡張出力バッファモジュール部と有し、前記拡張入力バッファモジュール部ではATMセルを宛先出力ポート毎にかつサービスクラス毎にキューイングを可能とし、前記拡張出力バッファモジュール部では宛先出力回線毎にかつサービスクラス毎にキューイングを可能とするATM交換機システムにおいて、前記中核スイッチ部は、出力ポート毎に用意される中核スイッチキューのキュー長が第1のしきい値を越えた時に、第1のバックプレッシャー信号を全ての前記拡張入力バッファモジュール部へ発生する手段を含み、前記拡張出力バッファモジュール部は、その総バッファ占有量が第2のしきい値を越えた時に、第2のバックプレッシャー信号を全ての前記拡張入力バッファモジュール部へ発生する手段を含み、前記拡張入力バッファモジュール部は、前記第1のバックプレッシャー信号に応答してそれを発信する出力ポートへのセル出力を停止する手段と、前記第2のバックプレッシャー信号に応答してそれを発信する出力ポートへのセル出力を停止する手段とを含むことを特徴とするATM交換機システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 H

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