特許
J-GLOBAL ID:200903046625037161

振動吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353950
公開番号(公開出願番号):特開平11-182625
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 偏荷重ディスク等の高速再生を行った場合に発生する水平方向の振動を低減し、かつ垂直方向の振動吸収効果も十分に得られる振動吸収装置を提供する。【解決手段】 架台1に取付けた中空部12を有する弾性体よりなる吸振体2と、吸振体2の中空部12を貫通する軸部5aを有しかつその一方が基台4に取付けられた規制部材5と、吸振体の内周面と係合し、かつ軸部5aをガイドとして摺動可能に構成した摺動部材10とを備え、規制部材5の他方は架台1と基台4の間隔を一定に保つ係合部5cを有し、軸部5aの外径と摺動部材10の内径とのクリアランスを摺動可能な範囲で最小に設定し、架台1と基台4の垂直方向の振動に対しては吸振体2の弾性変形により振動を吸収し、その水平方向に対しては摺動部材10が軸部5aに当接することにより相対的な移動を規制する。
請求項(抜粋):
対向面同士を対向させて互いに平行に配置された基台および架台のいずれか一方に、基台および架台に発生する振動を吸収するための吸振体が設けられ、この吸振体に、基台または架台のいずれか一方の対向面に嵌合するとともにその対向面に沿った方向の振動を吸収するための弾性変形自在なくびれ部が設けられ、このくびれ部の両側に、基台または架台をその両面側から挟み込むように配置されるとともにその対向面に鉛直な方向の振動を吸収するための弾性変形自在な拡大部が設けられ、前記吸振体に、端部が基台または架台のうちの他方の対向面に嵌合されるとともに吸振用隙間を介して軸体が挿通され、この軸体のくびれ部側の吸振用隙間に、くびれ部の弾性変形を制限するスペーサが軸体の周面に対して摺動自在に設けられたことを特徴とする振動吸収装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  F16F 15/08 ,  G11B 33/08
FI (3件):
F16F 15/04 B ,  F16F 15/08 F ,  G11B 33/08 E

前のページに戻る