特許
J-GLOBAL ID:200903046625480286

樹脂製燃料容器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-199305
公開番号(公開出願番号):特開2006-021565
出願日: 2004年07月06日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
【課題】 樹脂からなるタンク本体の貫通孔を覆うようにして付属部品が取り付けられた樹脂製燃料タンクにおいて、貫通孔近傍のタンク本体又は付属部品から燃料が漏れることをバリア性樹脂によって防止するとともに、バリア性樹脂が付属部品等から剥離したり、バリア製樹脂に亀裂が発生することを防止する。【解決手段】タンク本体1の収容壁部11の外壁面に環状をなす堰部材3を溶着固定する。堰部材3は、その内周面とニップル2の外周面との間に環状の隙間41,42,43が形成されるよう、ニップル2を囲むようにしてその外側に配置する。堰部材3とニップル2との間に位置する収容壁部11の外壁面と、隙間41〜43とによって充填空間4を形成する。充填空間4には、流動性を有するバリア性樹脂を充填して固化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料を収容する収容空間を区画する樹脂製の収容壁部を有する容器本体と、この容器本体の収容壁部に取り付けられた付属部品とを備え、上記容器本体の収容壁部には当該収容壁部を貫通する貫通孔が形成され、上記付属部品には上記貫通孔より大きい当接部が形成され、この当接部が上記収容壁部の壁面に上記貫通孔を囲むようにして環状に接触させられた樹脂製燃料容器において、 上記容器本体の収容壁部の壁面には環状をなす堰部材が取り付けられ、上記堰部材は、その一端面が上記貫通孔を囲むようにして上記収容壁部の壁面に環状に接触し、かつその内周面が上記付属部品の外周面に環状の隙間をもって対向するように配置され、上記堰部材と上記付属部品との間に上記環状の隙間を含む収容空間が形成され、この収容空間に燃料に対する透過阻止性に優れたバリア性樹脂が流動性を有する状態で充填された後に固化されていることを特徴とする樹脂製燃料容器。
IPC (4件):
B60K 15/03 ,  B65D 1/02 ,  B65D 1/40 ,  B60K 15/04
FI (4件):
B60K15/02 A ,  B65D1/02 D ,  B65D1/40 ,  B60K15/04 C
Fターム (12件):
3D038CA11 ,  3D038CA18 ,  3D038CB01 ,  3D038CC20 ,  3E033AA20 ,  3E033BA15 ,  3E033BB08 ,  3E033CA09 ,  3E033CA16 ,  3E033CA19 ,  3E033DA09 ,  3E033GA02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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