特許
J-GLOBAL ID:200903046635472680

トロリー線の位置測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109270
公開番号(公開出願番号):特開平5-278502
出願日: 1992年04月02日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電気検測車に搭載し、1条または渡り区間などにおける2条のトロリー線の高さと偏位を、自然光の影響を排除して昼夜を問わず測定できる光学式の位置測定装置を提供する。【構成】 検測車に投光器7を設け、投光器7より自然光に対して良好なS/N比の面状の投光光をトロリー線1の偏位範囲に対して投光する。ピーク波長を透過帯域とする透過フィルタ、集束レンズおよびCCDセンサよりなる2組の受光器8a,8b を走行と直角方向に適当な間隔をなして配置する。トロリー線の反射光を各CCDセンサの素子に受光し、受光信号を信号処理部に入力して距離パルスによりサンプリングし、受光した素子のアドレスより1条または2条のトロリー線に対する2個または4個の受光角度を検出し、各受光角度より各トロリー線のそれぞれの高さおよび偏位量を算出する。
請求項(抜粋):
電気検測車に投光器と受光器および信号処理部をそれぞれ設け、該投光器を、昼間の自然光の強度の低い波長帯域内にピーク波長を有するメタルハイランドランプと、集光ミラー、スリット板およびシリンドリカルレンズにより構成し、該投光器より自然光に対して良好なS/N比の面状の投光光を、架空トロリー線の偏位範囲に対して前記検測車の走行と直角方向に投光し、前記受光器を、前記ピーク波長を透過帯域とする透過フィルタ、集束レンズおよび光センサにより構成し、2組の該受光器を前記走行と直角方向に適当な間隔をなして配置し、前記トロリー線の反射光を前記各光センサの素子に受光し、該受光信号を前記信号処理部に入力して、前記検測車に設けられた距離パルス発生器より供給される距離パルスによりサンプリングし、受光した該素子のアドレスより1条または2条の前記トロリー線に対する2個または4個の受光角度を検出し、該検出された各受光角度より、該受光器を基準とする該1条または2条のトロリー線のそれぞれの高さおよび偏位量を算出して、前記トロリー線の位置を一定の距離ごとに測定することを特徴とする、トロリー線の位置測定装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-198808
  • 特開昭54-138205
  • 特開昭58-077604
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