特許
J-GLOBAL ID:200903046643413189

組織表面用羊膜カバーおよび膜の固定を容易にする装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 廣江 武典 ,  宇野 健一 ,  武川 隆宣 ,  ▲高▼荒 新一 ,  中村 繁元
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-575851
公開番号(公開出願番号):特表2005-519694
出願日: 2003年03月14日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
本発明は、組織表面用生体高分子カバー、例えば包帯、ドレープ、例えば包帯コンタクトレンズ、組織を保護する組成物またはカバー、接着を予防し、細菌を排除し、細菌活性を阻害し、または治癒または組織の成長を促進するカバーに関する。上記組成物の例は眼球表面用羊膜カバーである。本発明に基づく組織表面カバーの使用は縫合の必要を排除する。本発明はまた、支持体への膜の固定を容易にする装置、培養挿入物、組成物、方法、キットであって、組織表面用カバーおよび培養挿入物の作成および使用のための物も含む。本発明に基づく組成物は膜表面で培養された細胞または膜に結合させた細胞を含んでよく、このような組成物は組織工学または組織移植用の骨格として使用してよい。徐放性薬物送達ビヒクルとしての組織表面用羊膜カバーの製造および使用方法もまた開示する。
請求項(抜粋):
膜を培養挿入物に固定する方法であって: a)膜を培養挿入物と接触させる工程; b)培養挿入物上に膜を配置し、これにより培養挿入物を膜で完全にカバーする工程; c)円錐形エキスパンダの先端部上に放射状弾性バンドを配置する工程、このエキスパンダは、先端部、底部、およびその先端部から底部へ向かって増加する直径を有する外側表面を有し、この底部は肩部を有する; d)バンドを受けるための周辺部環状溝を有するリングとエキスパンダの底部を接触させて配置する工程; e)バンドを、エキスパンダの先端部からエキスパンダの外側表面を越えてエキスパンダの底部の肩部への方向へ押し進め、これによりバンドを伸ばし、放射状に拡張した状態を形成させる工程; f)バンドを、エキスパンダの肩部を越えて、リングの周辺部環状溝内へ押し進め、これによりバンドをエキスパンダから制御して解放し、バンドをリングに結合させる工程; g)自身に結合したバンドを有するリングを挿入物上の膜と接触させる工程; h)バンドをリングから制御して解放し、バンドをリングから挿入物へ移し、これによりバンドを膜上に固定し、そして膜を挿入物に固定する工程、 を含む方法。
IPC (2件):
A61F9/007 ,  A61L27/00
FI (2件):
A61F9/00 590 ,  A61L27/00 D
Fターム (8件):
4C081AB21 ,  4C081BA12 ,  4C081BA14 ,  4C081BA16 ,  4C081BB04 ,  4C081CD34 ,  4C081CE02 ,  4C081DA02

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