特許
J-GLOBAL ID:200903046644725370
強度および靱性に優れる電縫鋼管およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-108005
公開番号(公開出願番号):特開2002-302716
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】API5L-X60グレード以上の高い強度を確保するとともに、高靱性であるラインパイプ用電縫鋼管の提供。【解決手段】C:0.04〜0.10%、Mn:0.8〜1.6%、Nb:0.005〜0.06%およびTi:0.005〜0.05%を含有し、または更にCu、Ni、Cr、MoおよびVの1種以上を含有し、かつ金属組織が主としてベイニティックフェライトである熱延鋼板を電縫溶接した後に、熱処理を施して、(1)式で表される外内面HAZ幅比(H)を1.1〜1.5とし、かつ電縫溶接部の金属組織を主としてフェライトとする電縫鋼管の製造方法。H=HOUT/HIN ...(1)(2)式で表されるA値が15μm以下である同方法で製造した電縫鋼管。A=0.43×(DL+0.90×DC) ...(2)但し、HOUT及びHINは、管内外面の熱影響部幅、また、DL及びDCは、圧延方向に平行及び垂直な断面のベイニティックフェライトの平均長さ(μm)を示す。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.04〜0.10%、Mn:0.8〜1.6%、Nb:0.005〜0.06%およびTi:0.005〜0.05%を含有し、かつ金属組織が主としてベイニティックフェライトである熱延鋼板を電縫溶接した後に、電縫溶接部を一旦オーステナイト化する温度まで加熱した後、加速冷却および焼戻処理を施して、下記の(1)式で表される外内面HAZ幅比(H)を1.1〜1.5とし、かつ電縫溶接部の金属組織を主としてフェライトとすることを特徴とする電縫鋼管の製造方法。H=HOUT/HIN ...(1)但し、HOUTは、管外面のAC1熱影響部幅を示し、HINは、管内面のAC1熱影響部幅を示す。
IPC (9件):
C21D 9/08
, B23K 31/00
, C21D 1/18
, C21D 1/42
, C21D 9/50 101
, C22C 38/00 301
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, B23K101:06
FI (10件):
C21D 9/08 F
, B23K 31/00 B
, C21D 1/18 M
, C21D 1/18 P
, C21D 1/42 C
, C21D 9/50 101 B
, C22C 38/00 301 Z
, C22C 38/14
, C22C 38/58
, B23K101:06
Fターム (13件):
4K042AA06
, 4K042BA01
, 4K042BA02
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA09
, 4K042CA10
, 4K042CA12
, 4K042CA13
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DB01
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