特許
J-GLOBAL ID:200903046655643597

位相比較回路及びそれを用いたPLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359407
公開番号(公開出願番号):特開2003-162870
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】磁気記録媒体から読み出した波形データの符号変換により発生するLSBのエラーを補正し、回路規模の増大及び遅延時間の増加を回避でき、位相差演算の高速化を実現できる位相比較回路及びそれを用いたPLL回路を実現する。【解決手段】連続した2つの波形データがともに符号変換されたとき、補正回路140によって、波形データの3値化変換結果に応じてこの状態を検出し、検出結果に応じて加算回路150のキャリー入力CIに印加するデータ“1”を第1の保持回路で保持する。そして、入力される波形データの3値化データが“-1”以外になったとき、第1の保持回路に保持されているデータ“1”を第2の保持回路を介して加算回路150のキャリー入力CIに出力するので、加算結果に生じた-1LSBのエラーが補正され、当該れる位相差データが後段のローパスフィルタによって積分した結果位相誤差を補正できる。
請求項(抜粋):
記録媒体からの読み出し信号をディジタル化した波形データのうち連続した二つの波形データに応じて位相差を求める位相比較回路であって、上記二つの波形データのうち、第1の波形データと第2の波形データをそれぞれ所定のしきい値に従って3値化する3値化回路と、上記3値化回路による3値化の結果に応じて上記第1または第2の波形データの各ビットを反転するビット反転回路と、上記ビット反転回路の出力データに対してビットごとの加算処理を行い、上記ビット反転処理の結果に応じて、LSBにデータ“1”を加算し、加算結果を位相差データとして出力する加算回路と、上記第1の波形データと第2の波形データの3値化結果が所定の組合せになったとき、データ“1”を所定の時間だけ保持して上記加算回路のLSBのキャリー入力に出力する補正回路とを有する位相比較回路。
IPC (3件):
G11B 20/14 351 ,  H03L 7/085 ,  H03M 5/16
FI (3件):
G11B 20/14 351 A ,  H03M 5/16 ,  H03L 7/08 A
Fターム (16件):
5D044AB01 ,  5D044BC01 ,  5D044CC04 ,  5D044GM12 ,  5D044GM15 ,  5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC26 ,  5J106CC38 ,  5J106CC41 ,  5J106CC47 ,  5J106JJ02 ,  5J106KK02 ,  5J106KK05 ,  5J106KK39 ,  5J106KK40

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