特許
J-GLOBAL ID:200903046662233868

音響モニタを用いた異常検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-560428
公開番号(公開出願番号):特表2002-520614
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】モニタされている音のパワースペクトルを連続的に算出することにより機械またはプロセスの異常を検出し、その動作状況を判断するためのモニタを開示するが、このモニタは学習モードと作動モードという2つのモードを有している。モニタされている機械またはプロセスが正常に作動しているとわかっている場合に、或る期間、モニターは学習モードに設置される。学習モードの期間中は、複数のディジタル帯域通過フィルタの各々からの最大および最小の音響パワー出力が、モニタされている機械またはプロセスの音響識別特性として、データメモリで連続的に保存および更新される。作動モードの期間中は、モニタはリアルタイムフィルタ出力を学習モードの間に記憶された音響識別特性と連続的に比較し、対応する前面パネル感度選択スイッチの設定を超える分だけ、複数帯域通過フィルタのいずれであれ、その出力が音響信号のデシベル上限またはデシベル下限から外れると、パネルランプおよびリレーを始動させる。2つのアラームレヴェルがモニタにより提供されるが、一方は発生している故障を示すための「警告」であり、他方は緊急補正動作を必要とする状況を示すための「危険」である。
請求項(抜粋):
回転式機械、非回転式機器、産業プロセス、産業環境のような遠隔に位置するサウンド源により発生され、そこから発射される音を連続的に監視して、異常を検出し、それらの作動状況を判断するための電子式モニタであって、該サウンド源に近接して戦略的に配置可能な、信号を発生するためのマイクロフォン手段を有して、該サウンド源から発射された該音を検出するセンサー手段と、該マイクロフォン手段により生成された該信号の調整を行い、該信号を差動アナログ信号に変換するアナログ信号手段と、制御ユニットと、該アナログ信号調整手段に直流電力を供給し、該アナログ信号調整手段から該制御ユニットへ該差動アナログ信号を搬送してディジタル処理に備えるケーブル手段と、規則正しい間隔で該差動アナログ信号をサンプリングして該差動アナログ信号をディジタルサンプルストリームに変換するアナログディジタルコンバータ手段と、該ディジタルサンプルストリームを連続的に処理して、該サウンド源から発射された該音のリアルタイムパワースペクトルを得るためのディジタルフィルタ手段と、メモリ手段と、既に分かっている不具合が無く正常に該サウンド源が作動していると分かっている期間に発生された該パワースペクトルの音響識別特性の複製を算出して該メモリ手段に記憶させる手段を有する学習モード手段と、該サウンド源の望ましくない劣化のレヴェルを示すことができる所定の大きさを有している該音響識別特性の複製に関するdB警告上限およびdB警告下限と、比較器手段および警告手段と、該サウンド源の後続動作期間中に該パワースペクトルの試験の複製を連続的に算出し、該比較器手段により該dB上限および該dB下限と該試験の複製のそれぞれについての比較を行い、該dB上限および該dB下限に達すると、該警告手段により警告を発する手段を有している作動モード手段とを組み合わせて有している、モニタ。
IPC (3件):
G01H 17/00 ,  G01H 3/10 ,  G01M 19/00
FI (3件):
G01H 17/00 A ,  G01H 3/10 ,  G01M 19/00 A
Fターム (20件):
2G024AD01 ,  2G024AD21 ,  2G024BA11 ,  2G024CA13 ,  2G024FA04 ,  2G024FA06 ,  2G024FA14 ,  2G064AA01 ,  2G064AA11 ,  2G064AB13 ,  2G064AB22 ,  2G064BD02 ,  2G064CC02 ,  2G064CC26 ,  2G064CC42 ,  2G064CC52 ,  2G064CC58 ,  2G064CC62 ,  2G064DD09 ,  2G064DD15
引用特許:
審査官引用 (9件)
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