特許
J-GLOBAL ID:200903046662672004
シールリング及びシールリング付転がり軸受ユニット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 武男
, 中井 俊
, 小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-174003
公開番号(公開出願番号):特開2006-349009
出願日: 2005年06月14日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 外側シールリップ22aの締め代が大きく変化したり、摺接部が摩耗した場合でも、密封性能を低下させる事なく、低トルク化と耐久性の向上とを図る。【解決手段】 外側シールリップ22aの自由状態での全体形状を、基端部から先端部に向かう程拡径した形状とする。この外側シールリップ22aの厚さを、全長に亙りほぼ一定とする。この外側シールリップ22aの自由状態での中心軸を含む仮想平面に関する断面形状の、内周面に対応する部分の中間部に、折れ曲がり縁に対応する屈曲点Pを設ける。この断面形状の内周面に対応する部分の接線t1 、t2 の中心軸に対する傾斜角度を、この屈曲点Pよりも先端側で基端側よりも小さくする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
互いに相対回転する内輪相当部材の外周面と外輪相当部材の内周面との間を塞ぐ為、弾性材により全体を円環状に造られたシールリップを備えたシールリングに於いて、
上記外輪相当部材と内輪相当部材とのうちの一方の周面に嵌合固定自在な芯金と、この芯金に結合固定されて、使用時にその先端縁を側方に存在する相手面に全周に亙り摺接させる軸方向シールリップを有するゴム状弾性体とを備え、この軸方向シールリップは、自由状態での全体形状が基端部から先端部に向かう程拡径しており、且つ、基端部から先端部に亙り厚さが一定、若しくは基端部から先端部に向かう程厚さが漸増しており、且つ、自由状態での中心軸を含む仮想平面に関する断面形状の、内周面に対応する部分の中間部に折れ曲がり縁に対応する屈曲点を設けており、この断面形状の内周面に対応する部分の接線の中心軸に対する傾斜角度が上記屈曲点よりも先端側で基端側よりも小さくなるか、若しくは上記屈曲点よりも先端側部分が径方向外側に凹状に湾曲する曲線となっている事を特徴とするシールリング。
IPC (3件):
F16J 15/32
, F16C 19/18
, F16C 33/78
FI (3件):
F16J15/32 311P
, F16C19/18
, F16C33/78 Z
Fターム (16件):
3J006AE12
, 3J006AE19
, 3J006AE23
, 3J016AA02
, 3J016AA03
, 3J016BB03
, 3J016CA02
, 3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101BA73
, 3J101FA31
, 3J101FA41
, 3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
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実開平5-73364号公報
-
実開平5-73365号公報
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