特許
J-GLOBAL ID:200903046666229059

電気自動車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-078921
公開番号(公開出願番号):特開平10-257605
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 メインバッテリ装置1が過放電となったか否かの判断は、全体のバッテリ電圧を、固定的に定められた1つの過放電判定値と比較して行っていた。そのため、バッテリ間の特性のバラツキとか、放電電流の大きさによるバッテリ放電終止電圧の変化等が原因して、過放電となってしまうバッテリが出て来たり、まだ過放電となっていないのに放電を制限して、バッテリの性能を充分に活かし切れないということがあった。【解決手段】 バッテリ放電電流の大きさに対応したバッテリ放電終止電圧を比較基準として採用し、それと最も弱っているバッテリの電圧(最小電圧)を比較して過放電を判断する。それにより、各バッテリで特性のバラツキがあったとしても、どのバッテリについても過放電を防止できると共に、まだバッテリに余力があるうちにモータ出力制限をするようなことがなくなり、バッテリの性能を充分に活かしきることが出来る。
請求項(抜粋):
直列接続された複数個のバッテリから成るメインバッテリ装置より、車両モータ制御装置を介しての車両モータへの給電を、コントローラにより制御する電気自動車制御装置において、メインバッテリ装置からのバッテリ放電電流を検出し、検出信号を前記コントローラに入力する電流センサと、前記バッテリの個々の電圧を検出し、検出信号を前記コントローラに入力する電圧センサとを具えると共に、前記コントローラ内にバッテリ放電電流とバッテリ放電終止電圧との関係を示すバッテリ放電終止電圧テーブルと、前記電流センサで検出したバッテリ放電電流でのバッテリ放電終止電圧に、バッテリ直列接続個数を乗じて全体のバッテリ放電終止電圧を求める第1の演算手段と、前記電圧センサで検出した電圧のうちの最小電圧に、バッテリ直列接続個数を乗じて最小トータル電圧を求める第2の演算手段と、最小トータル電圧が全体のバッテリ放電終止電圧以下になった場合には、車両モータの駆動トルクの最大値を低下させる出力制限手段とを具えたことを特徴とする電気自動車制御装置。
IPC (5件):
B60L 3/00 ,  B60L 11/18 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/00 ,  H02J 7/00 302
FI (6件):
B60L 3/00 S ,  B60L 11/18 A ,  G01R 31/36 A ,  H02J 7/00 P ,  H02J 7/00 B ,  H02J 7/00 302 C

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