特許
J-GLOBAL ID:200903046679025606
使い捨て型の安全注射器
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-528322
公開番号(公開出願番号):特表2002-500934
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】注射器外筒1上に摺動可能に装着された、針覆いスリーブ14は、保持舌状体10によりその後退した休止位置に保持され、該保持舌状体はスリーブをその後側リム13に掛止する。プランジャ2の注射行程の終了時、プランジャ2の軸部3の後側フランジ8は保持舌状体10を半径方向に開いて、該舌状体はこれにより針覆いスリーブ14を解放する。次に、該スリーブはばね16により前進した安全位置まで軸方向に前進して、この前進位置にて、該スリーブは針5を完全に覆い且つスリーブクランプ止めリング18に締結される。該リングは注射器外筒1の前端に設けられている。この目的のため、スリーブクランプ止めリング18は、外周の弾性的な保持舌状体19を有し、該舌状体は針覆いスリーブ14の内側部分における合わさる保持歯部分20と相互作用し且つ針覆いスリーブ14が軸方向後方に動くのを防止する。更に、スリーブクランプ止めリング18はストッパ当接部であり、針覆いスリーブ14の内側突起と協働して、かかるスリーブがそれ以上、軸方向前方に動くのを防止する。
請求項(抜粋):
使い捨て型の安全注射器において、 a)注射器外筒(1)と、 b)注射器外筒(1)のテーパー付き前端(101)に装着された針キャリア(4)と一体に形成された注射針(5)と、 c)注射器外筒(1)内にて摺動可能なプランジャ(2)であって、後退した注射器充填位置から前進した注射器の中身排出位置まで伸長する注射行程距離を有し、その後側に、その開放した後端を通じて注射器外筒(1)外に押し出される、手動にて駆動可能な軸部(3)が装着されたプランジャ(2)と、 d)針(5)を露出したままにする後退した休止位置から針(5)を完全に覆う前進した安全位置まで摺動し得るように、注射器外筒(1)上に軸方向に装着された針覆いスリーブ(14)と、 e)注射器外筒(1)の後側部及び針覆いスリーブ(14)の後側部に設けられたフック状相互作用手段(12)、(13)であって、針覆いスリーブ(14)をその後退した休止位置に保持し得るように、最初に互いに係合する一方にて、プランジャ(2)の注射行程の最後の部分にて、プランジャ(2)の軸部(3)により互いから自動的に非係合状態とされ、これにより、針覆いスリーブ(14)を解放するフック状相互作用手段(12)、(13)と、 f)注射器外筒(1)の後端におけるばね支持突起(17)と針覆いスリーブ(14)内のばね支持突起との間に介在されたばね(16)であって、最初に、患者の身体に弾性的に当接させ、次いで、漸進的に前進させ、注射の終了時に、針(5)を患者の身体から引き抜く、後退した針を完全に覆うまで、一旦、フック状の相互作用手段(12)、(13)から解放されたならば、針覆いスリーブ(14)に対しその前進した安全位置に向けて応力を加えるばね(16)と、 g)針覆いスリーブ(14)をその前進した安全位置に自動的に係止し、これにより、該スリーブが何れかの方向に向けて軸方向に動くのを防止するクランプ止め手段(19)、(21)とを備える使い捨て型の安全注射器において、 h)針覆いスリーブ(14)をその前進した安全位置に係止する手段(19)、(21)が、提供され且つ好ましくは注射器外筒(1)の前端に装着されたスリーブクランプ止めリング(18)により保持され且つ/又は少なくとも部分的に形成されることを特徴とする、使い捨て型の安全注射器。
Fターム (18件):
4C066AA09
, 4C066BB01
, 4C066CC01
, 4C066DD08
, 4C066EE14
, 4C066FF05
, 4C066GG15
, 4C066GG16
, 4C066GG20
, 4C066HH12
, 4C066HH22
, 4C066JJ06
, 4C066JJ09
, 4C066LL21
, 4C066LL22
, 4C066LL26
, 4C066NN07
, 4C066PP02
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