特許
J-GLOBAL ID:200903046679414769

RAKE受信機とこのRAKE受信機を備えたスぺクトラム拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200312
公開番号(公開出願番号):特開平11-046158
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 一つの送信元が送信したスぺクトラム拡散信号をマルチパス伝送路を介して受信する場合にも、良好な所望波対干渉波比を得ることを可能とする。【解決手段】 RAKE受信機に重み付け係数の演算回路9を設け、この演算回路9において、各パスごとに、伝送路特性検出回路7aにより検出された自パスの受信振幅から信号電力を求めると共に、伝送路特性検出回路7b,7cにより検出された他の2つのパスの受信振幅から干渉波電力を求め、この信号電力および干渉波電力をもとに重み付け係数w1,w2,w3をそれぞれ算出する。そして、この算出した重み付け係数w1,w2,w3をそれそれ重み付け乗算器6a,6b,6cに与え、これにより各パスの受信信号に重み付けを行ったのち、シンボル合成器8でシンボル合成するようにしたものである。
請求項(抜粋):
一つの通信相手装置から送信されたスぺクトラム拡散信号をマルチパス伝送路を介して受信するRAKE受信機において、受信した複数のパスの信号から各パスの伝送路特性をそれぞれ検出するための伝送路特性検出手段と、この伝送路特性検出手段により検出された各パスの伝送路特性をもとに、各パスごとに、対象パスの信号電力および当該対象パスに対する他のパスからの干渉波電力をそれぞれ求め、これらの信号電力および干渉波電力を基に前記対象パスの重み付け係数をそれぞれ生成するための重み付け係数生成手段と、この重み付け係数生成手段により各パスごとに生成された重み付け係数をもとに、対応する前記各パスの受信信号に対し重み付け処理を行う重み付け処理手段と、この重み付け処理手段により重み付けがなされた各パスの受信信号を合成するための合成手段とを具備したことを特徴とするRAKE受信機。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/08
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/08 D

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