特許
J-GLOBAL ID:200903046679958467
内燃機関のバルブ特性制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130095
公開番号(公開出願番号):特開平9-317504
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 共通の流体供給源から供給される流体により駆動される一対の作動機構を有したバルブ特性制御装置において、同装置の制御応答性を向上させる。【解決手段】 吸気側カムシャフト11及び排気側カムシャフト12はそれぞれバルブタイミング可変機構(VVT機構)13,14を備える。各VVT機構13,14は、吐出通路59を通じてオイルポンプ62から供給される油によって駆動されることにより、各プーリ30,38に対する各カムシャフト11,12の回転位相を変更する。電子制御装置16のCPU85は、吐出通路59に設けられた各オイルコントロールバルブ(OCV)60,80を通電制御することにより、各VVT機構13,14に供給される油量を調節する。CPU85は、吸気バルブ23及び排気バルブ24の各バルブタイミングのうち、エンジン10の出力トルクをより大きく増加させるバルブタイミングを優先的に変更する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路を開閉するための吸気バルブと、流体圧力によって駆動されることにより前記吸気バルブのバルブ特性を変更する第1の作動機構と、前記燃焼室に通じる排気通路を開閉するための排気バルブと、流体圧力によって駆動されることにより前記排気バルブのバルブ特性を変更する第2の作動機構と、前記両作動機構に対して流体通路を介して接続され、前記両作動機構に流体を供給するための流体供給源と、前記流体通路に設けられ、前記流体供給源から前記両作動機構に対してそれぞれ供給される流体量を調節するための流体量調節手段と、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記検出された運転状態に基づいて前記流体量調節手段を制御することにより、前記両バルブ特性の変更に伴って変化する前記内燃機関の特性値が目標特性値となるように、前記両バルブ特性を変更するための制御手段とを備えた内燃機関のバルブ特性制御装置において、前記制御手段は、前記吸気バルブ及び前記排気バルブのうち、前記特性値を前記目標特性値へより速く到達させるバルブ特性を有するバルブをその時の前記運転状態に基づいて選択するとともに、前記選択されたバルブのバルブ特性を変更する前記一方の作動機構に供給される流体量が、他方の作動機構に供給される流体量よりも多くなるように、前記流体量調節手段を制御することを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。
IPC (4件):
F02D 13/02
, F01L 1/34
, F01L 9/02
, F02D 11/06
FI (6件):
F02D 13/02 G
, F02D 13/02 H
, F01L 1/34 C
, F01L 1/34 Z
, F01L 9/02 Z
, F02D 11/06 Z
引用特許:
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