特許
J-GLOBAL ID:200903046691753994

コバルト酸化物の製造方法、及びその方法により製造したコバルト酸化物を用いる電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨宮 正季
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-323881
公開番号(公開出願番号):特開平11-139831
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 放電容量が大きくかつ安全性に優れる電池、及びその電池の正極に含まれるコバルト酸化物の製造方法を提供する。【解決手段】 組成式がLi<SB>P</SB>Co<SB>1-Y</SB>M<SB>Y</SB>O<SB>Z</SB>(0.9<P≦1.1、0≦Y<0.5、1.9≦Z≦2.1、Mはコバルト以外の遷移元素あるいはIIIB族、IVB族、VB族に属する元素から選ばれる1種類以上の元素)で与えられる複酸化物から酸処理によりリチウムを脱離してLi<SB>X</SB>Co<SB>1-Y</SB>M<SB>Y</SB>O<SB>Z</SB>(0≦X≦0.6)を製造ことを特徴とし、またリチウム脱離処理後の乾燥工程を150°C以下で行うことを特徴とし、また上記コバルト酸化物を正極6に含む電池である。【効果】 陽イオンを収納することができるコバルト酸化物を提供することができ、それにより放電容量が大きくかつ安全性に優れる電池を実現することができ、携帯用の種々の電子機器の電源を始め、様々な分野に利用できるという利点を有する。
請求項(抜粋):
組成式がLi<SB>P</SB>Co<SB>1-Y</SB>M<SB>Y</SB>O<SB>Z</SB>(0.9<P≦1.1、0≦Y<0.5、1.9≦Z≦2.1、Mはコバルト以外の遷移元素あるいはIIIB族、IVB族、VB族に属する元素から選ばれる1種類以上の元素)で与えられる複酸化物から酸処理によりリチウムを脱離してLi<SB>X</SB>Co<SB>1-Y</SB>M<SB>Y</SB>O<SB>Z</SB>(0≦X≦0.6)を製造することを特徴とするコバルト酸化物の製造方法。
IPC (5件):
C01G 53/00 ,  C01G 51/00 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (5件):
C01G 53/00 A ,  C01G 51/00 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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