特許
J-GLOBAL ID:200903046699697244

ピッキング順番指示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近藤 久美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323839
公開番号(公開出願番号):特開平10-167427
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 人間の頭の中で注文情報をピッキング経路を重複しないピッキング順に変換するので、面倒であり、ミスがあり、注文の都度の入力に手間がかかる、又、ブロックやロケーションの追加、削減、移動等の場合に最初からピッキング順番を付け直さなくてはならない、などの問題点がある。【解決手段】 予め、ブロックのロケーション10の現地からの商品保管情報11の入力を蓄積してピッキング順マスタテーブル45を管理用コンピュータ40に形成しておき、注文を受けた都度、注文情報50を前記コンピュータ40に入力すれば、前記マスタテーブル45を用いて、自動的にピッキング経路を重複しないピッキング順番データ60を作成、出力する。【効果】 ピッキング順番決定業務が大幅に効率化され、同ブロックやロケーションの追加、削減、移動等への対応も極めて容易となる。
請求項(抜粋):
2次元座標のX軸値13とY軸値14とで位置決めされ、かつ第一のロケーション情報16が付与され、かつ商品バーコード15Aを表記した商品を保管する複数のロケーション10から構成されるとともにブロック番号12を付番された商品床置型ブロックが複数配置された場所の商品をピッキングするにあたり、任意の順に並べられた第一の商品名情報51と第一の出庫数情報52との組合わせからなる注文情報50を、ピッキング経路を重複することなくピッキングできる順番に並べた第二の商品名情報61と第二の出庫数情報62と第二のロケーション情報63との組合わせからなるピッキング順番データ60に変換するピッキング順番指示方法であって、次の(A)〜(F)の工程からなることを特徴とするピッキング順番指示方法。(A)予め、管理用コンピュータ40に、ブロックの配置に合わせてピッキング経路を重複することなくピッキングできる順路群42と商品ブロック番号群43との対比表41を作成する工程、(B)予め、任意のロケーション10の現地において、携帯型コンピュータ付きバーコード読取り判別手段20に、前記ロケーション10のブロック番号12とX軸値13とY軸値14と商品バーコード情報15と第一のロケーション情報16とからなる商品保管情報11を入力し、前記入力した商品保管情報11を管理用コンピュータ40に転送する工程、(C)予め、前記転送されたブロック番号12の値と前記対比表41のブロック番号群43の値とを比較し、合致する商品ブロック番号群43Aに前記転送された商品ブロック番号12とX軸値13とY軸値14とを格納してステップ46Aとし、前記ステップ46Aに対応する商品バーコード情報15と第一のロケーション情報16とを行に並べて管理用コンピュータ40に格納し、行テーブル46Bを作成する工程、(D)予め、前記行テーブル46Bの作成を繰り返して、グループテーブル46Cを作成するとともに、前記グループテーブル46Cをまとめてかつステップ群46と商品名情報群47及びロケーション情報群48と対応させてなるピッキング順マスタテーブル45を作成する工程、(E)注文を受けた都度、注文情報50を管理用コンピュータ40に入力する工程、(F)注文を受けた都度、管理用コンピュータ40において、前記注文情報50の第一の商品名情報51と前記ピッキング順マスタテーブル45の商品名情報群47とを比較し、合致する行を抜き出し、次に抜き出された行群を前記マスタテーブル45の若い行を優先させるように並べて第二の商品名情報61とし、前記第一の出庫数情報52に基づいた第二の出庫数情報62と第一のロケーション情報16に基づいた第二のロケーション情報63とを前記第二の商品名情報61に対応させたピッキング順番データ60として出力する工程。

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