特許
J-GLOBAL ID:200903046704799441

エラストマーに架橋するオルガノポリシロキサン材料、その製造方法、および積層材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006387
公開番号(公開出願番号):特開平6-256620
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 エラストマーに架橋するオルガノポリシロキサン材料、その製造方法、および積層板の製造方法。【構成】 明細書中に記載の(1)ジオルガノポリシロキサン、(2)シランまたはそのオリゴマー、(3)有機リン酸エステルを含むエラストマーに架橋する材料、およびこれにさらにその他の材料を加えた材料の応用。【効果】 亜鉛触媒のような毒性の硬化触媒を含まず、延伸の際に伸び値が高いエラストマーが得られ、また積層体の製造に好適な材料となる。
請求項(抜粋):
(1)縮合可能な末端基を有するジオルガノポリシロキサンであって、これは脂肪族の多重結合を有するモノマーから成る共重合体を含み、これは脂肪族の多重結合を有するモノマーを遊離基を用いジオルガノポリシロキサンの存在で共重合して製造されたもの、(2)一般式:Rx Si(OR1 )4-x〔式中、Rは1価で必要ならばハロゲン化されている炭化水素基、R1 は1価の炭化水素基であって、これは必要ならばハロゲン化および/または式-O-、-S-、-C(O)O-、-N=、-NR5 -または-SiR2 -の基の1種または数種により中断されているもの、およびxは0または1を表す〕のシラン、またはそのオリゴマーであって、ただし、後に架橋の際に遊離する塩基性窒素化合物を生成させるシランの使用は、リン酸エステル(3)により中和される量を越す量は除く、および(3)一般式:【化1】〔式中、R2 は水素または容易に分割できる基を表し、R3 は同じかまたは異なっており、1価の炭化水素基であって、これは必要ならばハロゲン化および/または式-O-、-S-、-C(O)O-、-N=、-NR5 -または-SiR2 -の基の1種または数種により中断されているもの、または容易に分割できる基を表し、または2個の基R3 は一緒になって1個の2価の炭化水素基となり、これは必要ならばハロゲン化および/または式-O-、-S-、-C(O)O-、-N=、-NR5 -または-SiR2 -の基の1種または数種により中断されているものを表し、またR5 は水素または1価の炭化水素基であって、これは必要ならばハロゲン化および/または式-O-、-S-、-C(O)O-、-N=、-NR5 -または-SiR2 -の基の1種または数種により中断されているものを表す、ただし、2個の基OR3 の1個は50モル%まで基-OHにより置換されていてもよい〕のリン酸エステル、を含有するエラストマーに架橋する材料。
IPC (6件):
C08L 51/08 LLS ,  B32B 25/00 ,  C08K 5/521 ,  C08K 5/54 ,  B32B 27/00 101 ,  B32B 27/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-275159
  • 特開昭63-252982
  • 特開昭62-041263
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