特許
J-GLOBAL ID:200903046708880642

超塑性ブロー成形用成形機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204258
公開番号(公開出願番号):特開平8-047728
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 板を超塑性ブロー成形するための成形機として、ブロー流体圧力、シール圧力に抗して金型を押えるための油圧装置を不要とし、しかも気密性を確実に確保してブロー流体の漏洩を確実に防止し得るようにする。【構成】 上下の金型11,12をその周縁部の保持枠14によって相互に離間しないように保持し、かつ加圧側金型11の外側に可撓性接続部材16を介して加圧側シール部材15を設けるとともに型付け側金型12の外側に型付け側シール部材17を設け、加圧側シール部材15上にシール加圧用チューブ18を配置して、そのチューブ18、各シール部材15,17を断面コ字状の規制部材21によって挟み、シール加圧用チューブ18に加圧気体を導入してチューブ18を膨張させることにより加圧側シール部材17に圧力を加え、超塑性成形用素板13との間の気密性シールを行なうようにした。
請求項(抜粋):
上下一対の金型の一方を加圧側金型、他方を型付け側金型とし、これらの一対の金型の間に超塑性成形用素板を配置して、超塑性成形用素板を超塑性成形温度域に加熱しながら、加圧側金型の内面と超塑性成形用素板との間にブロー流体を導入して、そのブロー流体の圧力により型付け側金型の内面に超塑性成形用素板を押付けて超塑性成形するための超塑性ブロー成形用成形機において、前記一対の金型を上下方向に対向させた状態で、これらの一対の金型を少なくとも相互に離間する方向へは移動しないように保持するための保持枠と、加圧側金型の外縁部の外側にその全周にわたり可撓性接続部材を介して設けられた加圧側シール部材と、前記加圧側シール部材に対向するように型付け用金型の外側にその全周にわたり設けられた型付け側シール部材と、前記加圧側シール部材における型付け側シール部材に対し反対側の面に配置された可撓性密閉中空材からなるシール加圧用チューブと、前記シール加圧用チューブ、加圧側シール部材および型付け側シール部材を上下に挟んで相互に離間する方向への移動を規制する垂直断面コ字状の規制部材と、前記シール加圧用チューブ内の中空部を加圧するための気体圧供給系路、とを有してなることを特徴とする超塑性ブロー成形機。

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