特許
J-GLOBAL ID:200903046709378347

医家用ステンレス器具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-284361
公開番号(公開出願番号):特開2008-289846
出願日: 2007年10月03日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】 医療用として使用されるステンレス器具は、表面を機械的に研磨しても、微視的には無数の傷が存在する面しか得られない。この傷の大きさはバクテリアや細菌よりは小さいが、ウイルスよりは大きい。そのためこの傷の中に入り込んだウイルスには洗浄液や殺菌液が到達しにくく、結果的に洗浄性や殺菌性が好ましくないという課題があった。【解決手段】 ステンレス器具1の表面を特定の研磨剤を用いて0.3〜0.6μmの粗さにする1次表面処理の後、特定の電解研磨条件で電解研磨を行う2次表面処理を行うことにより、ウイルスが入り込む大きさの傷がなく、ウイルスに対する洗浄性や殺菌性の高い医家用ステンレス器具10を得ることができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
表面の凹凸が、長さ250μm当たり、0.1μm以上、0.18μm未満になされるとともに、表面のクロム濃度が鉄の1倍以上、1.7倍以下になされたステンレスで構成されたことを特徴とする医家用ステンレス器具。
IPC (3件):
A61G 12/00 ,  A61B 19/00 ,  A61M 25/00
FI (3件):
A61G12/00 W ,  A61B19/00 502 ,  A61M25/00 460
Fターム (6件):
4C167AA34 ,  4C167GG22 ,  4C167HH08 ,  4C167HH09 ,  4C341LL11 ,  4C341LL22

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