特許
J-GLOBAL ID:200903046710222164

イオン性基含有ポリマーの製造方法、該製造方法によって得られたポリマー及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-215443
公開番号(公開出願番号):特開2008-038045
出願日: 2006年08月08日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】ゲル化や固化を起こしやすい芳香族エーテルや芳香族スルフィド系ポリマーの製造において、ゲル化などの異常な反応を起こさない高分子量ポリマーの製造法を提供する。【解決手段】芳香族エーテル構造及び/又芳香族スルフィド構造を有するポリマーの製造方法において、モノマーとして芳香族ジハロゲン化合物と、二価フェノール化合物及び/又は二価チオフェノール化合物の少なくとも1種の化合物にイオン性基を含有させ、二価フェノール化合物及び/又は二価チオフェノール化合物の少なくとも1種に、下記化学式1の化合物を選び、水と混和し常温で液体、常圧で沸点が200°C以上の有機極性溶媒を用い、不活性気体下で反応させ、副生水分を有機極性溶媒と共に留去させ、反応容器温度を180〜230°Cとするイオン性基含有ポリマー製造方法。[化学式1において、Z1はOH基、SH基など、Z2は、O原子、S原子など、nは0以上の整数。]【選択図】なし
請求項(抜粋):
芳香族ジハロゲン化合物と、二価フェノール化合物及び二価チオフェノール化合物のうちの少なくとも一方とを、アルカリ金属化合物の存在下、有機極性溶媒中で重縮合することによって芳香族エーテル構造及び芳香族スルフィド構造のうちの少なくとも一方を有するポリマー製造方法において、芳香族ジハロゲン化合物、二価フェノール化合物及び二価チオフェノール化合物のうちの少なくとも1種の化合物がイオン性基を有しており、二価フェノール化合物及び二価チオフェノール化合物のうちの少なくとも1種の化合物が、下記化学式1で表される構造であり、有機極性溶媒として、水と混和し常温で液体であり、常圧で沸点が200°C以上である溶媒を用い、フェノール基又はチオフェノール基のアルカリ金属塩化反応に際して副生する水分を、該有機極性溶媒の沸点より20°C低い温度から沸点までの範囲の温度で、不活性気体の気流下又は雰囲気下で有機極性溶媒と共に留去させ反応系外へ除去するとともに、重合反応時の反応容器温度を180〜230°Cの範囲とすることを特徴とするイオン性基含有ポリマーの製造方法。
IPC (6件):
C08G 65/34 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10 ,  H01B 1/06 ,  C08G 75/04 ,  C08J 5/22
FI (7件):
C08G65/34 ,  H01M8/02 P ,  H01M8/10 ,  H01B1/06 A ,  C08G75/04 ,  C08J5/22 101 ,  C08J5/22
Fターム (23件):
4F071AA51 ,  4F071AA62 ,  4F071AH15 ,  4F071FA05 ,  4F071FA07 ,  4F071FB01 ,  4F071FC01 ,  4J005AA21 ,  4J005BA00 ,  4J005BB01 ,  4J030BA04 ,  4J030BA42 ,  4J030BA49 ,  4J030BB14 ,  4J030BC01 ,  4J030BF01 ,  4J030BG06 ,  5G301CD01 ,  5G301CE01 ,  5H026AA06 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH00
引用特許:
出願人引用 (7件)
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