特許
J-GLOBAL ID:200903046711059054

シーリング良否判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306005
公開番号(公開出願番号):特開平9-141161
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 この発明の主たる目的は、パネルの継ぎ目に塗布されたシーリング剤の塗布状況の良否を正確に判断できるような装置を提供することにある。【解決手段】 金属パネルPの継ぎ目Gに沿ってシーリング剤Sの塗布方向に移動させられる検査ヘッド21を有している。検査ヘッド21は第1のセンサ33と第2のセンサ37を有している。第1のセンサ33は、パネルPとシーリング剤Sのうち近い方の表面までの距離を光学的に測定することにより、シーリング剤塗布部22の断面輪郭形状に関する第1の検出データを得る。第2のセンサ37は導電材料に反応する渦電流式変位センサであり、パネルPまでの距離を非接触で測定してパネルPのみの断面輪郭形状に関する第2の検出データを得るようにしている。これら2種類の検出データに基いて、シーリング剤Sの塗布状況の良否を判断する。
請求項(抜粋):
金属パネルの継ぎ目にシーリングロボットのシーリングガンによって塗布され非導電材料からなるシーリング剤の塗布状態の良否を判断するためのシーリング良否判定装置であって、上記パネルの継ぎ目に沿ってシーリング剤の塗布方向に移動させられる検査ヘッドを有し、上記検査ヘッドは、上記パネルの継ぎ目を横切る方向の断面におけるパネルとシーリング剤のうちヘッドから近い方の表面までの距離を光学的に測定することによりシーリング剤塗布部の断面輪郭形状に関する第1の検出データを得る第1のセンサと、上記第1のセンサと共に移動させられかつ導電材料のみに反応することにより上記パネルの継ぎ目を横断する方向の断面におけるパネルまでの距離を非接触で測定してパネルのみの断面輪郭形状に関する第2の検出データを得る第2のセンサとを有し、かつ、上記第1の検出データによるシーリング剤塗布部の断面輪郭形状と上記第2のデータによるパネルのみの断面輪郭形状を同時に表示するかまたは上記2種類の検出データを予め記憶しておいた良否判定用の基準データと比較することによりシーリング剤の塗布状況の良否を判断する手段と、を具備したことを特徴とするシーリング良否判定装置。

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