特許
J-GLOBAL ID:200903046716481447

イナーシャル溶接によりシリンダチューブをベースに取付ける方法及びその方法により製造された流体圧アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338660
公開番号(公開出願番号):特開平5-305461
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 シリンダチューブをベースに対して容易にイナーシャル溶接(摩擦溶接の一種)する方法及びその方法により製造されたアクチュエータを提供すること。【構成】 摩擦又はイナーシャルにより溶接されたシリンダは、チューブ(12)及びベース部材(14)により作られる。ベース部材は環状溝(22)を有し、該溝はシリンダチューブ(12)内に配置される。更にベース部材は溶接中にシリンダの内部に形成される切込み部を受け取る。溝(22)の高さは、切込み部がカールして溝(22)内に入る材料をシール可能なよう、該切込み部を受け入れる空間を提供するよう形成されるので、異物材料は後に該切込み部から離脱する事なくかつ使用中のシリンダ組立体に損傷を与えることがない。
請求項(抜粋):
イナーシャル溶接中にシリンダチューブ(12)の端部に形成されたイナーシャル溶接切込み部(34)を閉じ込めることにより、該イナーシャル溶接中にシリンダチューブ及びベース間に形成される該溶接切込み部を効果的に閉じ込めてイナーシャル溶接シリンダチューブをベース(14)に組付ける方法であって、該方法は、中央頭部部材(18)を形成する肩面(16)に溶接されるべきシリンダチューブの端面(31)を受け取る前記肩面(16)を有するベース(14)を提供するステップと、前記シリンダチューブ(12)の内部に嵌合する頭部部材(18)の外面(36)から半径方向内方へ伸びる環状溝(22)を提供するステップと、前記シリンダチューブを前記頭部部材(18)の回りにかつ前記肩面(16)に対面して配置するステップと、前記ベース(14)をシリンダ(12)に対して押圧されて回転させることにより、シリンダ及びベースを融着させ前記溝(22)内に溶接切込み部(34)を形成するステップと、前記回転を連続的に行うことにより、切込み部(34)を前記溝(22)の前記肩側面(23)に対面する他の面(26)の方へ流動させかつカールさせ、前記肩面に対面する前記他の面に対して閉鎖体を形成させるステップとを具備する、ことを特徴とする前記方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  F15B 15/14 370

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