特許
J-GLOBAL ID:200903046717477176

油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272144
公開番号(公開出願番号):特開平11-093904
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 安定した一次パイロット圧を得ることができ、しかも、ポンプのブーストを防止しながらも、アクチェータの作動開始点のばらつきをなくすことのできる油圧制御装置を提供することである。【解決手段】 バイパス形流量制御弁27と、シリーズ形流量制御弁26と、パイロット圧発生用のリリーフ弁30とを備えている。そして、上記バイパス形流量制御弁27の一方のパイロット室27aには、所定の制御弁2、3の上流側の圧力を導き、スプリング36を設けた他方のパイロット室27bには、パイロットライン10のパイロット圧と所定の制御弁2、3のアクチュエータの最高負荷圧とを高圧選択して導いている。
請求項(抜粋):
ポンプと、アクチュエータを制御する複数の制御弁とを備え、これら制御弁を切換えるためのパイロット圧を、ポンプ吐出油から生成する構成にした油圧制御装置において、ポンプに接続するとともに、所定の制御弁側に供給する流量とそれ以外の制御弁側に供給する流量とを分配するバイパス形流量制御弁と、バイパス形流量制御弁の上流側から一定流量を分流するシリーズ形流量制御弁と、シリーズ形流量制御弁の下流側に設けたパイロット圧発生用のリリーフ弁と、リリーフ弁によって発生したパイロット圧が導かれるパイロットラインと、上記所定の制御弁が制御するアクチュエータの負荷圧が導かれる負荷ラインとを備え、上記所定の制御弁は、中立位置にあるとき、バイパス形流量制御弁に接続する流入ポートを遮断するとともに、負荷ラインをタンクに連通する構成とし、しかも、上記バイパス形流量制御弁は、その一方のパイロット室に、所定の制御弁の上流側の圧力を導き、かつ、スプリングを設けた他方のパイロット室に、負荷ラインから高圧選択された圧力とパイロットラインのパイロット圧とを高圧選択して導き、ノーマル位置にあるとき、全量を所定の制御弁側に供給し、ノーマル位置から切換わったとき、その切換量に応じて一部の流量をそれ以外の流量制御弁側に分配する構成にしたことを特徴とする油圧制御装置。

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