特許
J-GLOBAL ID:200903046725274110

空気調和機の入タイマ予約運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210060
公開番号(公開出願番号):特開平6-058591
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】空気調和機の入タイマ運転で、予約設定時刻に室温を設定温度に到達させるため、その前倒し運転時間を据付条件等に伴う負荷の違いを考慮した補正を行う事により最適時間を得る。【構成】入タイマ予約aにて前倒し時間基準値演算cにより設定温度と室温との差bで求まる値と補正率dの積により前倒し時間を求め、その時間が入タイマ予約設定残り時間以上となった時点で定速回転運転fで運転開始する。その後、室温が入タイマ予約設定時刻前に設定温度に到達した場合h、到達せず設定時刻となった場合iの各々のデータによりFuzzy演算jで補正率dを作成し、その補正率dは次回の前倒し時間に反映される。
請求項(抜粋):
空気調和機の入タイマ運転に於いて、予約設定時刻に室温が設定温度に達する様その時の設定温度と室温の差から求まる定量的な基準前倒し時間により予め予約設定時刻前に定速回転で運転開始し、その時点で得られる前倒し時間とその後の運転経過に基づく設定温度に達した場合のそれ迄に要した時間との度合、運転開始時の設定温度と室温との差と設定温度に達しなかった場合の差との度合、のデータをマイコンに記憶させ、空気調和機の据付条件や季節に伴う負荷の違いに対し、前倒し運転開始後の室温変化経過が異なる事に着目し、その記憶させたデータにより室温変化経過をFuzzy理論により近似関数に置き換え、その関数に基づき次回の入タイマ運転の予約設定時刻前の前倒し時間の補正率を操作する事を特徴とする空気調和機の入タイマ予約運転方法。

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