特許
J-GLOBAL ID:200903046729309716

ポリプロピレン繊維および繊維補強セメント成型体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309858
公開番号(公開出願番号):特開平6-248506
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 破断強度6g/デニール以上の高結晶性で剛直性にすぐれたポリプロピレン繊維で、セメントスラリー中によく分散するセメント強化用繊維を得る。これによって曲げ強度、シャルピー衝撃強度に優れたセメント成型体を得る。【構成】 分子量分布の幅が狭く、立体規則性が高いポロプロピレンに平均粒径が1μ未満の炭酸カルシウム微粉末を加えて溶融紡糸した高強力ポリプロピレン繊維にノルマルアルキルホスフェートアルカリ金属塩を付着させたセメント強化用繊維と、この繊維を0.5〜5重量%含むセメント成型体である。
請求項(抜粋):
Q値(Q:重量平均分子量/数平均分子量の比)が5未満、沸騰n-ヘプタン不溶分(HI:重量%)が97<HI<100、アイソタクチックペンタッド分率(IPF:モル%)が94<IPF<100である高結晶性ポリプロピレンに平均直径が1μm未満の炭酸カルシウム微粉末を4〜20重量gを含んだ樹脂からなる、繊維の破断強度が6g/デニールを超える強度を有するポリプロピレン繊維に、炭素数8〜18のノルマルアルキルホスフェートアルカリ金属塩が繊維重量に対して0.05〜10重量%付着されていることを特徴とするセメント強化用ポリプロピレン繊維。
IPC (6件):
D01F 6/06 ,  B29B 15/08 ,  B29C 67/14 ,  D01F 8/06 ,  D06M 13/288 ,  E04C 5/07
FI (2件):
D06M 13/30 ,  C04B 35/80 A

前のページに戻る