特許
J-GLOBAL ID:200903046730748286
複燃料機関の燃料噴射ポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096413
公開番号(公開出願番号):特開平7-305666
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 複燃料機関の燃料噴射ポンプ内の圧力制御弁が劣化しても燃料噴射弁からの噴射量に変化がなく、機関の性能悪化やスモークの発生を防止する。【構成】 主燃料が供給される圧力室36と、機関に駆動されて所定時期に圧力室36内の燃料を加圧するプランジャ53と、圧力室36と燃料圧送管49との間に設けられる燃料送出室38と、燃料送出室38内にあって圧力室36の燃料圧力が所定値以上になった時に開弁するデリバリ弁51と、デリバリ弁51内にあって燃料の非圧送時に燃料圧送管49の圧力を所定圧力以下にする圧力制御弁52と、デリバリ弁51の閉弁中にこのデリバリ弁51を迂回して燃料送出通路49と圧力室36とを連通する連絡路1とから燃料噴射ポンプ10を構成する。連絡路1により、燃料噴射後の燃料噴射弁内の主燃料導入通路内の圧力が一定になり、圧送器による副燃料の燃料噴射弁の先端部への供給量が圧力制御弁52の劣化に左右されなくなる。
請求項(抜粋):
主燃料と副燃料とを使用する圧縮着火式内燃機関において、各燃料噴射弁に加圧された主燃料をそれぞれ異なる時期に圧送して噴射させ、噴射が終了した各燃料噴射弁に別経路で副燃料を導入するために、噴射が終了した燃料噴射弁への燃料圧送管内の圧力を所定圧力以下に保持する燃料噴射ポンプであって、燃料タンクからの主燃料が供給される圧力室と、この圧力室内に設けられ、内燃機関に駆動されて所定時期に圧力室内の燃料を加圧するプランジャと、一端が前記圧力室と連通し、他端が前記燃料圧送管を介して前記燃料噴射弁に接続される燃料送出室と、この燃料送出室内に設けられ、前記圧力室内の燃料圧力が所定値以上になった時に開弁するデリバリ弁と、このデリバリ弁内に設けられ、燃料の非圧送時に前記燃料圧送管内の圧力を所定圧力以下にする圧力制御弁と、前記デリバリ弁の閉弁中にこのデリバリ弁を迂回して前記燃料送出通路と前記圧力室とを連通する連絡路と、を備えることを特徴とする複燃料機関の燃料噴射ポンプ。
IPC (2件):
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