特許
J-GLOBAL ID:200903046734114087

両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒瀬 靖久 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346286
公開番号(公開出願番号):特開平6-190917
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 多様な厚さのポリカーボネートシートの表裏両面に均一な模様付けができ、かつ生産効率の良い両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法を提供する。【構成】 ポリカーボネート樹脂を連続的に溶融状態のシート状に押出し、直列に配置されたフラットロール11とポリカーボネートシート14の一面14a 側にエンボス加工する第1エンボスロール12と他面14b 側にエンボス加工する第2エンボスロール13とにより両面加工する両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法において、第1エンボスロール12温度を140〜150°Cに設定し、かつ第2エンボスロール13温度を160〜190°Cに設定するとともに、押出直後のポリカーボネートシート14温度が250〜270°Cとなるようにポリカーボネート樹脂を押出し、かつ該ポリカーボネートシート14が第2エンボスロール13に導入される前に第2エンボスロール13によるエンボス加工開始部における他面14b 側の表面温度が190〜210°Cとなるように該ポリカーボネートシート14を加熱する。
請求項(抜粋):
ポリカーボネート樹脂を押出機のダイ(16)より連続的に溶融状態のシート状に押出し、このポリカーボネートシート(14)を第1エンボスロール(12)とフラットロール(11)との間に導入して、第1エンボスロール(12)によりそのポリカーボネートシート(14)の一面(14a)側にエンボス加工を施し、続いて該ポリカーボネートシート(14)を前記フラットロール(11)および第1エンボスロール(12)と直列に配置された第2エンボスロール(13)と前記第1エンボスロール(12)との間に導入して、第2エンボスロール(13)によりそのポリカーボネートシート(14)の他面(14b)側にエンボス加工を施す両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法において、前記第1エンボスロール(12)の温度を140〜150°Cに設定し、かつ前記第2エンボスロール(13)の温度を160〜190°Cに設定するとともに、前記押出直後のポリカーボネートシート(14)の温度が250〜270°Cとなるように押出機のダイ(16)からポリカーボネート樹脂を押出し、かつ該ポリカーボネートシート(14)が前記第2エンボスロール(13)に導入される前に第2エンボスロール(13)によるエンボス加工開始部における他面(14b)側の表面温度が190〜210°Cとなるように該ポリカーボネートシート(14)を加熱することを特徴とする両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法。
IPC (3件):
B29C 59/04 ,  B29K 69:00 ,  B29L 7:00

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