特許
J-GLOBAL ID:200903046739091441

薬物送達および鑑視適用のためのヒト皮膚の微細穿孔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510552
公開番号(公開出願番号):特表平11-511360
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】診断目的のための分析物または治療目的のための薬物に対する皮膚(120、274)の浸透性を増強する方法が記載され、微細穿孔および必要に応じて音波エネルギーと化学的増強剤とを利用する。選択された場合、音波エネルギーは、周波数変調、振幅変調、位相変調、および/またはこれらの組合せにより変調され得る。微細穿孔は(a)水が蒸発するように水を局在的に急速に加熱(従って、細胞を侵食する)することにより角質層(274)を切除する工程;(b)直径約1000μmまでの微細孔を形成するように較正された微小ランセットで角質層(274)に穿孔する工程;(c)密接に焦点を合わせた音波エネルギーのビームを角質層(274)上に焦点を合わせることにより角質層を切除する工程;(d)流体の高圧ジェットを用いて角質層(274)を水力学に穿孔し、直径約1000μmまでの微細孔を形成する工程;または(e)電気の短パルスで角質層(274)を穿孔し、直径約1000μmまでの微細孔を形成する工程によって達成される。パルス化光供給源の波長に適合した吸収の最大値を有する色素が、角質層に吸収されパルス化光供給源のエネルギーを濃縮し、そして角質層の切除を補助し得る。あるいは、熱いワイヤを角質層に接触させ得る。
請求項(抜粋):
個体の身体中の分析物の濃度を鑑視するための方法であって、該個体の身体表面の選択された領域の角質層の該分析物に対する浸透性を増強する工程を包含し、該工程が、 (a)該選択された領域の角質層を、下にある組織に重大な損傷を起こさずに該角質層に微細孔を形成し、それによって該分析物の回収に対する該角質層の障壁特性を減少する手段により穿孔する工程; (b)選択された量の該分析物を回収する工程;および (c)該回収された分析物を定量する工程を包含する、方法。
IPC (2件):
A61B 5/00 ,  A61B 5/14 310
FI (2件):
A61B 5/00 N ,  A61B 5/14 310

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