特許
J-GLOBAL ID:200903046739843257

車両用緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341031
公開番号(公開出願番号):特開平7-167195
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 緩衝装置が急速に縮んだときにばね定数を小さくして乗り心地を確保し、この機能を電子部品を用いずに実現させて構造の簡素化を図る。【構成】 油圧シリンダ2、ガスばね3とで緩衝装置本体4を形成する。ガスばね3にスプール弁5を介して補助ガス室6を連通させる。スプール20をばねにより常時開とし、その入力部をガスばね3内に絞り通路25を介して連通させた。緩衝装置本体4が緩やかに縮むときにガスばね3の固有のばね定数が得られ、急速に縮むときにガスばね3の容積が補助ガス室6分だけ大きくなってばね定数が小さくなる。したがって、緩衝装置本体4が急速に縮んだとしても乗り心地を確保できる。電子部品を使用しないので構造が簡単である。
請求項(抜粋):
ピストンロッドに固着された絞り付きピストンがシリンダ本体に嵌挿され、車輪側と車体側のうち一方にシリンダ本体が連結され他方にピストンロッドが連結されて車輪側と車体側の間に介装された油圧シリンダと、前記ピストンロッドおよびシリンダ本体に固着されたガスばねとによって緩衝装置本体を形成し、前記ガスばねのガス室にスプール弁を介して補助ガス室を連通させてなり、このスプール弁のスプールを、ばねによって開側へ付勢されかつガスばねのガス室と補助ガス室との間の連通路を開閉する構造とし、このスプールの入力部をガスばねのガス室に絞り通路を介して連通させたことを特徴とする車両用緩衝装置。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  B60G 17/048

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