特許
J-GLOBAL ID:200903046741515631
不等沈下を生じた建物の矯正方法および矯正装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今村 定昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-181220
公開番号(公開出願番号):特開2000-008398
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 不等沈下を生じた建物の矯正作業を簡単、かつ、迅速に行うことができ、従来の方法と比較して作業コストを低減することができる技術の提供。【解決手段】 PC布基礎1両側面にそれぞれ設けられた凹部1d,1eを連通する貫通穴1fを穿設し、この貫通穴1fを介してジャッキ受け金具4をボルト締結し、このジャッキ受け金具4と地盤面2との間に油圧ジャッキ3を介装して前記PC布基礎1が水平となるまでジャッキアップし、PC布基礎1底面と地盤面2との間に生じた隙間にグラウト8を注入する。
請求項(抜粋):
住宅など建物の布基礎を予め現場組み立て可能に工場生産し、該布基礎の両側面にはそれぞれ内部の補強用鉄筋を避ける位置で対向するように凹部を適宜間隔で配設しておき、前記布基礎を使用して建物構築後、不等沈下を生じた建物の矯正を行なう際、沈下した布基礎の前記対向する凹部同士の間を穿孔して貫通穴を設け、該貫通穴を介して布基礎側面にジャッキ受け金具をボルト締結し、このジャッキ受け金具と地面との間にジャッキを介装して前記布基礎が水平となるまでジャッキアップし、ジャッキアップした布基礎底面下方に生じた隙間にグラウトを充填して固化させることにより、布基礎を建物構築時のレベルに復元させることを特徴とする不等沈下を生じた建物の矯正方法。
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