特許
J-GLOBAL ID:200903046742005130
立体音響処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227933
公開番号(公開出願番号):特開平10-070796
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 音像を定位させて立体的な音響効果を提供する立体音響処理装置に関し、音像の定位特性を向上させることを課題とする。【解決手段】 強調手段1が、原音場における両耳のインパルスレスポンスを基に、それらの差を強調する。強調された2つのインパルスレスポンスを基にして、音源の位置毎に、音像定位フィルタ3において使用される係数値群を決定して、音源の位置毎に、記憶手段2に記憶しておく。音像定位フィルタ3では、音像位置に応じて記憶手段2から係数値群を読み出して、自己の各係数として設定して原音に原音場の音響特性の付加を行う。また、これとは別に、再生音場の音響特性の逆特性に基づいた係数設定を行い、原音から再生音場の音響特性の除去を行う。
請求項(抜粋):
音像を定位させて立体的な音響効果を提供する立体音響処理装置において、原音場における音源から聴取者の左右の耳の鼓膜までの、インパルスレスポンスで示される2つの音響特性を基に、これらの両特性の差を強調した2つのインパルスレスポンスを作成する強調手段と、音源の位置毎に、前記強調手段で作成された2つのインパルスレスポンスを基にして係数値群を決定して、音源の位置毎に、当該決定された係数値群を記憶する記憶手段と、音像位置に応じて前記記憶手段から係数値群を読み出して、自己の各係数として設定して原音に原音場の音響特性の付加を行うとともに、原音から再生音場の音響特性の除去を行う音像定位フィルタと、を有することを特徴とする立体音響処理装置。
IPC (2件):
H04S 1/00
, H03H 17/00 601
FI (4件):
H04S 1/00 K
, H04S 1/00 B
, H04S 1/00 L
, H03H 17/00 601 L
引用特許:
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