特許
J-GLOBAL ID:200903046742492074

画像読み取り装置の光学レンズ、および画像読み取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178215
公開番号(公開出願番号):特開平11-023805
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】凸レンズタイプの安価に製造可能な光学レンズを用いて画像読み取り対象物の画像を受光素子上に結像させる場合に、画像読み取り対象物の広い領域が複数の受光素子によって重複して読み取られる事態を簡易な手段によって防止できるようにし、読み取り画像の質を高める。【解決手段】画像読み取り装置の受光素子50および画像読み取り用のガイド面7にそれぞれ対向する第1凸面11と第2凸面12とが1つの透明部材10に所定の間隔を隔てて形成された厚レンズとして形成されており、第1凸面11は、第2凸面12に入射して透明部材10内を進行した光を受光素子50上に集束させる結像用の凸面であるとともに、第2凸面12は、第1凸面11によって受光素子50上に集束される光の逆進光路の画像読み取りライン方向における広がり角度を狭めるように、ガイド面7の方向からこの第2凸面12に進行してきた光を集束させる方向に屈折させる光路補正用の凸面である。
請求項(抜粋):
画像読み取り装置の所定の画像読み取りライン方向に複数並べて設けられた受光素子と画像読み取り用のガイド面との間に設けられ、上記画像読み取り装置の光源から発せられて上記ガイド面に対向配置された画像読み取り対象物から反射してくる反射光を上記受光素子上に集束させるのに用いられる画像読み取り装置の光学レンズであって、上記受光素子および上記ガイド面にそれぞれ対向する第1凸面と第2凸面とが1つの透明部材に所定の間隔を隔てて形成された厚レンズとして形成されており、かつ、上記第1凸面は、上記第2凸面に入射して上記透明部材内を進行した光を上記受光素子上に集束させる結像用の凸面であるとともに、上記第2凸面は、上記第1凸面によって上記受光素子上に集束される光の逆進光路の画像読み取りライン方向における広がり角度を狭めるように、上記ガイド面の方向からこの第2凸面に進行してきた光を集束させる方向に屈折させる光路補正用の凸面であることを特徴とする、画像読み取り装置の光学レンズ。
IPC (5件):
G02B 3/00 ,  G02B 6/42 ,  G02B 13/24 ,  H04N 1/028 ,  G02B 7/02
FI (5件):
G02B 3/00 A ,  G02B 6/42 ,  G02B 13/24 ,  H04N 1/028 Z ,  G02B 7/02 A

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