特許
J-GLOBAL ID:200903046749422187

ユニークワード検出回路及び復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-195735
公開番号(公開出願番号):特開平6-046094
出願日: 1992年07月23日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、受信信号に対して受信機の周波数が誤差を持った場合にも安定に動作するユニークワード検出回路を実現する。【構成】 受信信号にほぼ同調した局部発振器1により準同期検波を行い複素規定帯域信号に変換し、A/D変換器6,7で標本化してA/D変換する。この標本化値をNサンプル長のシフトレジスタ8,9に入力する、他方ユニークワードパターン発生器11は既知のユニークワードパターンを複素形式で発生し、複素乗算器101 〜10n で前記シフトレジスタの各タップとを複素乗算する。上記複素乗算器のN個の並列出力を受けて、フィルタバンク12でFFTを行い、このFFTのN個の出力の絶対値を比較し、平均値より規定値の閾値を越える大きな絶対値出力があればユニークワード有りと判定すると共に、その出力端子により受信信号の周波数誤差をも同時に検出するユニークワード検出回路。
請求項(抜粋):
受信IF信号の搬送波周波数に近似するπ/2位相の異なる二つの基準搬送波を用いて前記IF信号を実部及び虚部からなる複素ベースバンド変調し、さらにこの複素ベースバンド信号をサンプルパルスで標本化してディジタル値に変換する実部及び虚部用のA/D変換器を備えるユニークワード検出回路において、前記実部及び虚部用A/D変換器の出力を各々Nサンプル、パイプライン形式で保持する第一及び第二シフトレジスタと、複素信号形式のユニークワードを発生するユニークワード発生器と、このユニークワード発生器の第n(n=0,1,2,...N-1)番目の出力と前記第一及び第二のシフトレジスタの第n番目の出力との複素乗算をそれぞれ行うN個の複素乗算器と、この複素乗算器N個の出力を受けて、周波数帯域毎の分離を行うフィルタバンクと、このフィルタバンクのN個の出力を受けて絶対値を算出し、前記フィルタバンクの特定の要素フィルタ出力に規定以上の値が得られたことをもってユニークワード検出と判定し、ユニークワード有無検出信号を出力すると共に、前記要素フィルタの周波数位置によりキャリア周波数誤差信号を出力する比較回路とからなることを特徴とするユニークワード検出回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 7/08

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