特許
J-GLOBAL ID:200903046749470017

エンジンにおけるパイロット燃料噴射制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350160
公開番号(公開出願番号):特開平11-173201
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,パイロット噴射時期の補正量が予め決められた閾値を超える場合にパイロット噴射量の補正を禁止することにより,パイロット噴射量の変動を防止するエンジンおけるパイロット噴射制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 S190の判定において,パイロット噴射によって噴射された燃料の着火時期とその目標値との偏差ΔTeが予め決められた偏差γを超える場合には,偏差ΔTeが偏差γを超えないとしたときのS151〜S153で行われるパイロット噴射パルス幅補正量ΔPWpの計算が行われない。したがって,パイロット着火時期が安定した後に,パイロット噴射量の制御が行われるので,パイロット噴射量が過大又は過少になる等の不安定なパイロット噴射を防止することができる。
請求項(抜粋):
インジェクタから燃焼室内へ噴射される燃料をメイン噴射と前記メイン噴射に先行するパイロット噴射とに分割して噴射し,エンジンの運転状態に基づいて予め決められている目標パイロット噴射時期及び目標パイロット噴射量から現在の前記エンジンの前記運転状態に応じた前記目標パイロット噴射時期及び目標パイロット噴射量を求め,前記燃焼室内の圧力に基づいて逐次求められる熱発生率が負から正に変化する時期として決定される着火時期と前記パイロット噴射に対応して予め決められた期間内における熱発生率ピーク値又は熱発生率積分値とが,それぞれ前記目標パイロット噴射時期及び前記目標パイロット噴射量に応じて定められる目標着火時期と目標熱発生率ピーク値又は目標熱発生率積分値とに一致するように,次回の前記パイロット噴射におけるパイロット噴射時期及びパイロット噴射量を補正し,前記パイロット噴射時期を補正する補正量が予め決められた所定量を超える場合に前記パイロット噴射量の補正を行わないことから成るエンジンにおけるパイロット燃料噴射制御方法。
IPC (2件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/40
FI (2件):
F02D 41/38 B ,  F02D 41/40 E

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