特許
J-GLOBAL ID:200903046749796672

コンクリート構造物の連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-030562
公開番号(公開出願番号):特開平9-221994
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 連結作業を容易に短時間で行え、コンクリート構造物の厚さ方向の連結強度も確保できる等、連結も確実に行える連結構造の提供。【解決手段】 本発明の連結構造1によれば、連結すべき一方のコンクリート構造物2を移動させて雄型継ぎ手金具4を他方のコンクリート構造物2に設けた雌型継ぎ手金具6の嵌合孔5内へ挿入嵌合させて、容易かつ短時間で両コンクリート構造物2を連結できるようにする。また、雄型継ぎ手金具4および雌型継ぎ手金具6は、どちらも略円錐形状に形成し、雄型継ぎ手金具4の雌型継ぎ手金具6(嵌合孔5)への嵌合を楔作用で行えるようにして、両コンクリート構造物2の連結を強固に行えるようにする。しかも、この略円錐形状の両継ぎ手金具を互いに嵌合するようにして、コンクリート構造物厚さ方向に対する連結強度も強固なものにする。
請求項(抜粋):
シールドトンネルの覆工用として使用されるセグメント等のコンクリート構造物同士を連結する時に採用する連結構造であり、前記連結すべき一方のコンクリート構造物の連結面に連結面と直交する方向に突出して設けられ、この突出方向に外周面が先細りとなる略円錐形状に形成されている嵌合部を有する雄型継ぎ手金具と、この雄型継ぎ手金具の嵌合部が嵌合できるように、前記連結すべき他方のコンクリート構造物の連結面に連結面と直交する方向に埋設して設けられ、この埋設方向に内周面が先細りとなる略円錐形状に形成されている嵌合孔を有する雌型継ぎ手金具とを備えており、前記雄型継ぎ手金具の嵌合部を雌型継ぎ手金具の嵌合孔内へ嵌合させた時には、前記連結すべき両コンクリート構造物の連結面が当面すると共に、嵌合部の外周面と嵌合孔の内周面とが押圧するように構成されていることを特徴とするコンクリート構造物の連結構造。
IPC (2件):
E21D 11/04 ,  E21D 11/08
FI (2件):
E21D 11/04 A ,  E21D 11/08

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