特許
J-GLOBAL ID:200903046750524821

溶接電極の交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-170991
公開番号(公開出願番号):特開平11-005167
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】TIG溶接などにおいて、溶接雰囲気を破壊せずに電極交換ができるようにする。【解決手段】電極供給機構1、電極保管機構2、電極チャッキング機構3からなる電極交換装置を構成し、シール弁6及び7を開閉しながら大気を遮断してロータ13の電極保管孔18に電極17を取り入れ、次いでロータ13を間欠回転させて電極17をチャッキングスリーブ26の電極孔34内に落下させ、更にピストン28の上面に空気圧を作用させてチャッキングスリーブ26を押し下げ、その先端のコレット25を通電チップ24のテーパ面に押し付けて電極17を把持させる。電極の供給・把持・排出を気密条件下で行えるので、溶接チャンバの溶接雰囲気を破壊することなく電極を交換することができる。
請求項(抜粋):
垂直な管状の電極通路の途中の上下2箇所にシール弁を備え、前記電極通路の上部開口から1本ずつ挿入される棒状の溶接電極を上側の前記シール弁の開放・閉止により前記電極通路内に気密に受け入れるとともに、この溶接電極を下側の前記シール弁の開放・閉止により前記電極通路の下部開口から気密に自重落下させる電極供給機構と、垂直軸を中心に回転する円柱状のロータを有し、このロータはその回転軸と同心の円弧上の複数箇所に前記溶接電極をそれぞれ1本ずつ貯留する上下に貫通した電極保管孔を備え、この電極保管孔の上部開口が前記電極通路の下部開口に対面するように前記電極供給機構に気密に接続され、前記ロータが前記電極保管孔の下部開口が閉止されながら間欠回転して前記電極供給機構から落下した前記溶接電極を前記電極保管孔に順次受け入れるとともに、この電極保管孔の下部開口が開放位置に来ると前記溶接電極を1本ずつ自重落下させる電極保管機構と、中心に前記溶接電極が挿入される電極孔を有し、先端に前記溶接電極を把持するコレットが取り付けられたチャッキングスリーブが前記コレットと対面するテーパ孔を有する筒状のハウジング内に軸方向に摺動可能に収容され、前記電極孔の上部開口が前記開放位置の前記電極保管孔の下部開口に対面するようにして、上端部が前記電極保管機構の下端部と気密に接続されるとともに、下端部が溶接チャンバの上面の電極挿入口に気密に挿入され、前記チャッキングスリーブの上下動操作により前記電極孔内の前記溶接電極を把持又は開放する電極チャッキング機構と、を設けたことを特徴とする溶接電極の交換装置。
IPC (5件):
B23K 9/133 501 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/16 ,  B23K 9/26 ,  G21C 21/02
FI (5件):
B23K 9/133 501 Z ,  B23K 9/00 501 S ,  B23K 9/16 M ,  B23K 9/26 Z ,  G21C 21/02 A

前のページに戻る