特許
J-GLOBAL ID:200903046751394212

船舶用推進機のチルトシリンダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307533
公開番号(公開出願番号):特開平10-129593
出願日: 1996年11月05日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 装置をコンパクト化できるとともに、装置の操作性を高めることができるようにすること。【解決手段】 内側シリンダ23及び外側シリンダ24により構成され、これらの両シリンダの開口部をロッドガイド25、26が閉塞するシリンダユニット18と、ロッドガイドを貫通したピストンロッド28の一端に連結され、内側シリンダ内に摺動自在に配設されるピストン19と、内側シリンダと外側シリンダとの間に形成されて油室33及び気体室34を備えたリザーバ室20と、ロッドガイドに形成され、リザーバ室内に配設された導管42を介してロッド側室30Aとリザーバ室の油室とを連通する連通路21と、ロッドガイドに配設され、外部操作により連通路の連通、遮断を切り換える切換弁22とを有し、連通路の連通時に、リザーバ室の気体室における気体圧力がロッドをシリンダユニットから外部へ押し出して、船外機をチルトアップさせるものである。
請求項(抜粋):
船体と、この船体に傾動自在に支持される船舶用推進機との間に配置されて、上記船舶用推進機をチルトアップさせる船舶用推進機のチルトシリンダ装置において、内側シリンダ及び外側シリンダにより構成され、これら両シリンダの開口部をロッドガイドが閉塞するとともに、上記内側シリンダ内に作動油が充填されるシリンダユニットと、緩衝用バルブ機構を備え、上記内側シリンダ内に摺動自在に配設されるとともに、上記ロッドガイドを貫通したピストンロッドの一端に連結され、上記内側シリンダ内を上記ピストンロッドの存在するロッド側室と上記ピストンロッドの存在しないピストン側室とに区画するピストンと、上記内側シリンダと上記外側シリンダとの間に形成され、油室と気体室とを備え、上記油室が上記ピストン側室に連通されたリザーバ室と、上記ロッドガイドに形成され、上記リザーバ室内に配設された導管を介して上記ロッド側室と上記リザーバ室の油室とを連通する連通路と、上記ロッドガイドに配設され、外部操作によって上記連通路の連通、遮断を切り換える切換弁と、を有し、上記切換弁による上記連通路の連通時に、上記リザーバ室の上記気体室における気体圧力が、上記ピストン側室及び上記ピストンを介して上記ピストンロッドを上記シリンダユニットから外部へ押し出し、前記船舶用推進機をチルトアップさせることを特徴とする船舶用推進機のチルトシリンダ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-033225
  • 特公平6-033225

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