特許
J-GLOBAL ID:200903046759356271

スローアウェイチップのクランプ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-234775
公開番号(公開出願番号):特開2001-062608
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】【課題】 スローアウェイチップのクランプ状態を安定させる。【解決手段】 クランプ部22の肉厚に形成される部分に、ボルト26のボルト頭部を収容するためのボルト穴31を形成した。ボルト穴31にはボルト頭部のボルト頭部下面の一部に当接するように、水平面に対して所定角だけ傾斜した受け面を形成した。クランプ部22の付け根部分で工具本体11の軸線O上に位置するクランプ機構12における支点βと、クランプ部22の押圧部とチップ13との接触点であってチップ13の上面におけるチップ中心線R上に位置する作用点γとを結ぶ直線Lに対して、ボルト穴31の受け面を、ボルト26の中心軸Qから、直線Lを含み中心軸Qと平行な平面Tとボルト頭部下面の外周との交差点V1に向かって上昇傾斜するように形成し、平面Tとボルト頭部下面の外周との交差点V1をクランプ機構12における力点αとした。
請求項(抜粋):
切削工具の工具本体の先端にスローアウェイチップを載置するチップ取付座が形成され、前記スローアウェイチップを押圧固定する押圧部を先端に有するクランプ部の基端側が前記工具本体に弾性変形可能に連結されており、前記クランプ部と前記工具本体とを締結することによって前記押圧部を前記チップ取付座に向けて変位させる締結部材を備えており、前記クランプ部が弾性変形する際の支点及び前記締結部材の中心点を含み前記クランプ部が変位する方向に平行な平面と、前記支点及び前記押圧部が前記スローアウェイチップを押圧する作用点を含み前記クランプ部が変位する方向に平行な平面とが交差してなるスローアウェイチップのクランプ機構において、前記支点及び前記作用点を含み前記クランプ部が変位する方向に平行な平面に前記締結部材が前記クランプ部を押圧する力点が配置されていることを特徴とするスローアウェイチップのクランプ機構。
Fターム (3件):
3C046AA02 ,  3C046EE14 ,  3C046EE16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-115504
  • 切削工具、特にインサートチゼル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-510524   出願人:ヴィディアゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング

前のページに戻る