特許
J-GLOBAL ID:200903046765063880

コンクリートを合成した建築物の骨組構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樽本 久幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-085883
公開番号(公開出願番号):特開平5-222768
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 コンクリートの打設を現場で行なう必要がなく、また、工場及び現場での溶接が不要で、かつ、柱の側面にブラケットのようなものが突出することがないので運送効率に優れ、更には、現場での施工工数を少なくしたコンクリート合成構造の骨組を提供する。【構成】 鋼管柱(1)を内管(2)と外管(3)との間にコンクリート(4)を充填した二重管として、その鋼管柱(1)の下端をダイヤフラム(5)を介して基礎アンカーボルト(27)に緊結して固定する。鋼管柱(1)の上端においては、一対のダイヤフラム(6)(7)で、フランジ間にコンクリート(21)を充填したH型鋼梁(17)のエンドプレート(23)を上下から挟むようにして、鋼管柱(1)及びダイヤフラム(6)(7)を貫通する鋼棒(12)を介して締付けて固定する。また、エンドプレート(23)の上下両端を、ダイヤフラム(6)(7)の溝(10)(10)へ係合させている。
請求項(抜粋):
内管と外管との間の空間にコンクリートを充填した二重管構造の合成鋼管柱と、H形鋼のフランジ間にコンクリートを充填した合成梁とからなり、前記鋼管柱の上端にダイヤフラムを設置して、梁端部のエンドプレートを、そのダイヤフラム上面に設けた溝へ係合させ、更にそのエンドプレートの上端に別のダイヤフラムを載せて、そのダイヤフラム下面の溝にエンドプレート上端を係合させ、基礎側に連結され且つ内管及び上記エンドプレートを貫通する鋼棒へ、前記上部側のダイヤフラム上方から螺合したナットで締め付けて固定したことを特徴とするコンクリートを合成した建築物の骨組構造。

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