特許

J-GLOBAL ID：200903046769165750

光ディスク

発明者： 森谷 宏一 ,  徳宿 伸弘
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-234492
公開番号（公開出願番号）：特開平7-093808
出願日： 1993年09月21日
公開日（公表日）： 1995年04月07日
要約：

【要約】【目的】記録信号の劣化要因として挙げられる自然劣化と再生レーザ照射による劣化の両者を低減し、記録信号の保存後の信頼性を高めることを目的とする。【構成】基板上に順次形成した光学的に透明な第1の記録膜,光吸収性の高い第2の記録膜を用い、第1層の膜厚を制御し、干渉効果により初期反射率を決定し、この干渉効果を消滅させて反射率を変化させ情報を記録する光ディスクにおいて、前記第1の記録膜と第2の記録膜の間に、第1の記録膜の構成元素の内少なくとも1元素と、第2の記録膜の構成元素の内少なくとも1元素とを含む拡散防止層を形成する。または、第2の記録膜の上に更に、熱吸収層を形成する。更に上記両者を併用する。【効果】本発明によれば、記録情報の高い信頼性が確保出来る。

請求項（抜粋）：

基板上に順次形成した光学的に透明な第1の記録膜,光吸収性の高い第2の記録膜を用い、第1の記録膜の膜厚を制御し、干渉効果により初期反射率を決定し、この干渉効果を消滅させて反射率を変化させ情報を記録する光ディスクにおいて、前記第1の記録膜と第2の記録膜の間に、第1の記録膜の構成元素の内少なくとも1元素、第2の記録膜の構成元素の内少なくとも1元素、またはその両者を含む拡散防止層を形成したことを特徴とする光ディスク。