特許

J-GLOBAL ID：200903046771007355

燃料電池および燃料電池の製造方法

発明者： 後藤 荘吾
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 下出 隆史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-164543
公開番号（公開出願番号）：特開平8-007915
出願日： 1994年06月22日
公開日（公表日）： 1996年01月12日
要約：

【要約】【目的】 小型で、構造が簡易で、かつ組み付けが容易な燃料電池とする。【構成】 ラック20は、低結晶化度の熱硬化性樹脂により板状部材として形成されており、その一面には、電解質膜部材150に形成された凸部115等を嵌合可能な複数の嵌合穴22等が形成されている。燃料電池は、こうして形成されたラック20の嵌合穴22等に電解質膜部材150の凸部115等を嵌め込んで積層し、もう1つのラック20を図中上部から取り付けた後、ラック20に熱を加え、結晶化度を増加させて完成する。ラック20の結晶化度を増加させると、ラック20が収縮して各嵌合穴22の間隔が小さくなり、積層体には、積層方向に作用する圧力が加えられる。この結果、特別な加圧手段を設けることなく積層体を加圧することができ、燃料電池を小型化することができる。

請求項（抜粋）：

単電池または単電池を複数積層した電池モジュールを複数積層してなる積層体を有する燃料電池であって、該積層体の積層方向に沿った側面に配置される側部材を備え、前記単電池または前記電池モジュールの前記側部材に接触する側部に係合部を設けると共に、前記側部材の前記積層体に接触する面に、前記係合部と係合可能な被係合部を複数設け、該被係合部に前記単電池または前記電池モジュールに設けられた前記係合部を係合させて積層してなる燃料電池。