特許
J-GLOBAL ID:200903046771929082

画像の特定領域抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014504
公開番号(公開出願番号):特開平7-220085
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 画像中の少なくとも抽出すべき特定領域の一部を囲む位置に、チェーンを設定し、そのチェーンをなす各点につき所定の条件で点置換え・追加する処理を繰り返してチェーンを移動し、最終的に特定領域の外輪郭部に一致させて特定領域を抽出する方法において、抽出対象である特定領域中の一部が抽出不要である場合に無用な処理を行わず、また点置換え・追加処理を繰り返し行っても処理時間が漸増せず、更に形状による抽出洩れをなくす。【構成】 非処理領域との境界をプロテクトラインとして任意に設定でき、非処理領域を除いた領域について抽出を行い、またチェーンを移動させて行く途中でチェーンを平滑化してその長さを短縮し、更にチェーンの移動を、第1段階でチェーンの重心に対するチェーン移動を行い、第2段階で、第1段階での移動で特定領域の外輪郭に達し得なかった残余の領域に向けたチェーン移動を行わせる。
請求項(抜粋):
表示された画像中の少なくとも抽出すべき特定領域の一部を囲む位置に、点列からなる閉じたチェーンを設定し、そのチェーンをなす点列の1点について、その点の画素値が前記特定領域として予め設定された画素値の範囲内に入るか否か判定し、入るときにはその1点を前記チェーンの重心から遠ざかる他の点に置き換え、入らないときには前記重心に近づく他の点に置き換え、その際、新たに形成されたチェーンに隙間が生じるときはその隙間を埋める位置に点を追加して行く点置換え・追加処理を前記点列の全ての点について行う共に、それらの処理を繰り返してチェーンを移動し、最終的に前記特定領域の外輪郭部に一致させて特定領域の抽出を行う画像の特定領域抽出方法において、前記判定の対象から除外し、前記チェーンの移動が及ばない非処理領域との境界をプロテクトラインとして任意に設定可能で、前記非処理領域を除いた前記特定領域について抽出を行うことを特徴とする画像の特定領域抽出方法。
IPC (4件):
G06T 7/00 ,  A61B 5/055 ,  A61B 6/03 360 ,  G06T 1/00
FI (3件):
G06F 15/70 330 E ,  A61B 5/05 380 ,  G06F 15/62 390 B

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