特許
J-GLOBAL ID:200903046776638736

一線式ヒータ線

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073825
公開番号(公開出願番号):特開平7-263128
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 二線式方式のヒータ線の特徴を阻害せずにヒータ線と感温検知線を一体化し、低温〜高温領域まで温度変化を精度良くとらえ、長尺のヒータ線が必要な電気カーペット等に好適な一線式ヒータ線を提供する。【構成】 ポリエステル繊維撚糸からなる巻芯1の外周にニッケルメッキ銅線からなる発熱導体2を定ピッチでスパイラル状に巻回し、この外周に導電性付与剤として,ポリエチレンオキサイドに過塩素酸リチウムを溶解した高分子固体電解質をポリアミド樹脂(ナイロン-12)に添加してなる温度検知層3を設ける。この外周にニッケルメッキ銅線からなる信号線4を定ピッチでスパイラル状に巻回し、この外周にポリエステルテープの巻回層5を設ける。次にこの外周にニッケル線からなる温度検知線6を定ピッチでスパイラル状に巻回し、更にPVC混和物の絶縁外被層7を設けて一線式ヒータ線8とする。
請求項(抜粋):
巻芯1の外周に発熱導体2を定ピッチでスパイラル状に巻回し、この外周に導電性付与剤として,ポリオレフィンオキサイド(-[-(CH2)m-O- ] n-(但しm,n=2〜4))に過塩素酸リチウム(LiClO4)を溶解した高分子固体電解質をポリアミド系樹脂に添加してなる温度検知層3を設け、この温度検知層3の外周に金属導体からなる信号線4を定ピッチでスパイラル状に巻回し、この外周にプラスチックテープの巻回層5を設け、次にこのテープ巻回層5の外周にニッケル線からなる温度検知線6を定ピッチでスパイラル状に巻回し、更に絶縁外被層7を設けたことを特徴とする一線式ヒータ線。

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