特許
J-GLOBAL ID:200903046778092676

二段燃焼式気化燃焼バーナ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190685
公開番号(公開出願番号):特開平5-010507
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 着火後、短時間、短距離で気化燃焼を開始することができる気化燃焼バーナを得る。【構成】 燃料噴霧ノズル(30)に対向する小径筒部(11)、この小径筒部(11)に連なる連結部(12)及び大径筒部(13)で構成した燃焼用内筒(10)上に、保炎用中筒(20)を、この保炎用内筒(20)上に外筒(70)を、各々径方向に所定の間隔を保持して同軸配置し、前記中筒(20)先端部に流通間隙(C)を存して大径筒部(13)の先端を覆う折曲部(21)を設け、外筒(70)先端部に前記折曲部(21)先端との間を閉鎖する先端閉鎖部(71)を設け、前記中筒(20)と外筒(70)の間の環状の空間(3) 内に二次空気を導入する所要数の通孔(4) をそれらの各基端部を支持する隔壁部材(1)に対して設け、前記の小径筒部(11)の周壁箇所に、所要数の開口部(14)を形成し、前記の先端閉鎖部(71)の内周側に二次空気の噴出孔(73)を設けたもの。
請求項(抜粋):
燃焼ガスの一部を再循環させると共に、二次空気を部分混合させる形式の気化燃焼バーナであって、燃焼用内筒(10)、保炎用中筒(20)、外筒(70)及び燃料噴霧ノズル(30)を具備してなり、前記燃焼用内筒(10)を前記燃料噴霧ノズル(30)に対向する小径筒部(11)と、この小径筒部(11)に連なる連結部(12)及び大径筒部(13)で形成し、前記保炎用中筒(20)を前記燃焼用内筒(10)の大径筒部(13)の外径D1 と小径筒部(11)の外径D2 との外径差と同等かそれよりも小さな外径差の外径D3 を以て前記燃焼用内筒(10)上に同軸配置すると共に、保炎用中筒(20)先端部のところに、流通間隙(C)を存して前記燃焼用内筒(10)の大径筒部(13)の先端を覆う折曲部(21)を設け、さらに、前記外筒(70)を保炎用中筒(20)上に同軸配置すると共に、前記外筒(70)先端部のところに、前記中筒(20)の折曲部(21)と連携してその間を閉鎖する先端閉鎖部(71)を設け、かつ、前記保炎用中筒(20)と前記外筒(70)間に存する環状の空間(3) 内に二次空気を導入することが可能なように、それらの各基端部を支持している隔壁部材(1) に対して所要数の通孔(4) を設けると共に、前記燃焼用内筒(10)の小径筒部(11)の周壁箇所に、所要数の開口部(14)を形成し、前記外筒(70)の先端閉鎖部(71)の内側環状部分に対して保炎用内筒(10)からの燃焼ガスに前記二次空気を供給することが可能なように所要数の噴出孔(73)を設けたことを特徴とする二段燃焼式気化燃焼バーナ。

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