特許
J-GLOBAL ID:200903046784127228

受信電界強度推定計算装置及び方法並びにプログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-125956
公開番号(公開出願番号):特開2003-318811
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2003年11月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明はレイトレーシングの技術を用いて受信電界強度を推定する場合の計算所要時間を短縮することが可能な受信電界強度推定計算装置を提供することを目的とする。【解決手段】 建物及び地面の情報を保持するデータベース30と最大遅延時間,最小遅延時間を入力する手段10と送信点及び受信点を2つの焦点とし前記最大遅延時間に相当する距離を動径とする第1の回転楕円体と送信点及び受信点を2つの焦点とし前記最小遅延時間に相当する距離を動径とする第2の回転楕円体とを特定する手段40とデータベース30から前記第1の回転楕円体と第2の回転楕円体との間の領域に位置する情報のみを利用データとして抽出する手段40と、レイトレーシングの際に各経路上における反射点の有無を抽出された前記利用データのみを限定的に参照して識別する手段50とを設けた。
請求項(抜粋):
1つの送信点から放射される電波の軌跡を追跡し、複数の経路を通って1つの受信点に到達する前記電波の電界強度を複数の経路について加算し、前記受信点における受信電界強度を算出する受信電界強度推定計算装置において、予め用意された電波の伝搬に影響を及ぼす建物及び地面の情報を保持するデータベースと、電波が前記送信点から放射され各経路を通って前記受信点に到達するまでの伝搬遅延時間の最大値を表す最大遅延時間と最小値を表す最小遅延時間とをそれぞれ入力するパラメータ入力手段と、前記送信点及び受信点を2つの焦点とし前記最大遅延時間に相当する電波伝搬距離を動径とする第1の回転楕円体と、前記送信点及び受信点を2つの焦点とし前記最小遅延時間に相当する電波伝搬距離を動径とする第2の回転楕円体とをそれぞれ特定する領域特定手段と、前記データベースから、前記第1の回転楕円体と第2の回転楕円体との間の領域に位置する情報のみを利用データとして抽出する利用データ抽出手段と、前記送信点から前記受信点まで伝搬する電波の軌跡を追跡する際に、各経路上における反射点の有無を、抽出された前記利用データのみを限定的に参照して識別するレイトレース手段とを設けたことを特徴とする受信電界強度推定計算装置。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  G01R 29/08
FI (2件):
G01R 29/08 Z ,  H04B 7/26 K
Fターム (7件):
5K067AA42 ,  5K067BB04 ,  5K067DD44 ,  5K067KK02 ,  5K067KK13 ,  5K067KK15 ,  5K067LL11

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