特許
J-GLOBAL ID:200903046784669950
事例ベース推論を用いた気流シミュレータ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-200337
公開番号(公開出願番号):特開平6-019876
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 要求仕様にあう設計条件を短時間に決定するためにシミュレーションの回数を減らすことを目的とする。【構成】 過去の事例より要求仕様にあう事例をニューラルネット2を用いて検索し、さらにシミュレーションをした結果を事例として蓄積するかどうかをニューラルネット8を用いて判定する。これにより、要求仕様にあう設計条件を効率良く決定してシミュレーションの回数を減らすことができる。
請求項(抜粋):
解析したい対象物件のどの位置でどの位の風速で、どのような温度分布が必要か等の顧客サイドの要求仕様を入力する入力手段と、過去に気流シミュレータにより解析されたデータとモデルケースのデータを、事例データとして事例データの特徴ごとに複数のグループに分類し、かつ、前記入力手段に入力された要求仕様が前記複数のグループのどのグループにあてはまるかを決定する第1ニューラルネットワークと、該第1ニューラルネットを介して特徴ごとに分類された前記事例データを格納すると共に、前記入力手段に入力された要求仕様に基づいて第1ニューラルネットワークで決定された所定グループのデータを出力するグループ分け事例ベースと、宣言的言語で記述された設計上の制約条件が予め格納されると共に、該格納された設計制約条件の中から前記入力手段に入力された要求仕様に対応する所定の設計制約条件を出力する制約条件知識ベースと、前記グループ分け事例ベースから出力された所定グループのデータの中から、前記制約条件知識ベースから出力された所定の設計制約条件に対応する事例データを検索する検索手段と、宣言的言語で記述された前記事例データを利用するためのデータが予め格納された事例利用知識ベースと、前記検索手段で検索された事例データを、前記事例利用知識ベースのデータに基づいて前記対象物件にあうように修正して気流シミュレーション用の入力データを作成するシミュレーションデータ作成手段と、前記作成された入力データに基づいて気流シミュレーションを行う解析手段と、前記気流シミュレーションによって得られたデータが要求仕様を満足するか否か判断する判定手段と、該判定手段で要求仕様を満足すると判断された気流シミュレーションデータを出力する出力手段と、予め定められた設計条件、要求仕様及び物性値の気流シミュレーションデータに基づいて学習された一定範囲の値が出力値と設定された第2のニューラルネットであって、運用の際に前記出力手段から入力された設計条件、要求仕様及び物性値の気流シミュレーションデータに基づいて求められた出力値と、前記学習用の出力値とを比較して、前記運用の際の出力値が学習用の出力値の一定範囲以外の場合、前記運用の際の出力値を新たなデータとして前記グループ分け事例ベースに格納すると判断する第2のニューラルネットと、を備えたことを特徴とする事例ベース推論を用いた気流シミュレータ。
IPC (3件):
G06F 15/20
, G06F 9/44 330
, G06F 15/18
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