特許

J-GLOBAL ID：200903046785498556

ハロゲンイオン濃度の測定法

発明者： 原 信一 ,  村田 瑛二 ,  北田 俊信 ,  山中 千代衛 ,  井澤 靖和 ,  中島 信昭 ,  岩田 章裕
出願人/特許権者： 関西電力株式会社 ,  財団法人レーザー技術総合研究所
代理人 (1件)： 鎌田 文二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-055373
公開番号（公開出願番号）：特開平5-066198
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年03月19日
要約：

【要約】【目的】 水中に微量に含まれるCl- イオン等のハロゲンイオン(F- 除く)濃度をハロゲン原子、水和電子、あるいはハロゲン分子のアニオンの吸光度を測定することによって測定する。【構成】 配管1に設けた測定用のバイパス管2に導かれた水に微量に含まれるCl- イオンにエキシマレーザ4から波長193nmのレーザ光を照射してCl原子、水和電子、あるいはCl2 - イオンを生成する。さらにこの生成物にXeランプ8の白色光を照射し、分光器9でピーク波長(Cl原子では320nm、水和電子では720nm、Cl2 - イオンでは340nm)又はその付近の透過光を分光し、光電子増倍管10の出力信号をオシロスコープ11で測定し吸光度を求める。この吸光度からCl- イオン濃度を求める。

請求項（抜粋）：

所定の短波長レーザ光を水中のハロゲンイオンに照射し、このレーザ光の照射により生成される生成物に他の光源を照射してその透過光から上記生成物それぞれの吸光度を測定し、予め求められた吸光度とハロゲンイオン濃度の関係からハロゲンイオン濃度を求めることから成るハロゲンイオン濃度の測定法。