特許
J-GLOBAL ID:200903046793964922

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094287
公開番号(公開出願番号):特開平7-301114
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 リーンNOx触媒のNOx浄化率を向上させ、燃費を悪化させることなく、車両の全走行中におけるNOx排出量を低減することを目的とする。【構成】 エンジン回転速度Ne、アクセル開度Acc、排気温度Teを読み込む(S1〜3)。Teが所定温度To以上であるか否かを判定する(S4)。S4において、Te≧Toのときには、高温用リーンNOx触媒に排気を流す(S5)。高温用リーンNOx触媒へのHC吸着量を0にしてクリアする(S6)。S4において、Te<Toのときには、高温用リーンNOx触媒へのHC吸着量が所定量α以上であるか否かを判定し(S7)、HC吸着量≧αのときには、低温用リーンNOx触媒に排気を流す(S8)。HC吸着量<αのときには、高温用リーンNOx触媒に排気を流す(S9)。Ne及びAccに基づいて、エンジンから排出されるHCの排出量を求め(S10)、HC排出量とTeとに基づいてHC吸着量を求める(S11)。
請求項(抜粋):
機関の排気通路を2つに分岐して形成した分岐通路と、一方の分岐通路に設けられ、排気中の炭化水素を用いて排気中の窒素酸化物を希薄空燃比雰囲気下で浄化処理し、比較的高温で高い浄化率を示す高温用触媒と、他方の分岐通路に設けられ、排気中の炭化水素を用いて排気中の窒素酸化物を希薄空燃比雰囲気下で浄化処理し、比較的低温で高い浄化率を示す低温用触媒と、排気流れを前記2つの触媒に選択的に切り換える排気切換手段と、分岐通路の分岐部よりも上流側の排気温度を検出する排気温度検出手段と、高温用触媒への炭化水素吸着量を検出する炭化水素吸着量検出手段と、排気温度検出手段と炭化水素吸着量検出手段とから夫々出力される検出信号に基づいて、排気温度が所定温度以上のときは高温用触媒に、所定温度未満のときは、炭化水素吸着量が所定値未満で高温用触媒に、炭化水素吸着量が所定値に達してからは低温用触媒に、夫々排気を流すように排気切換手段を切換制御する制御手段と、を含んで構成される内燃機関の排気浄化装置。
IPC (6件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 9/00 ZAB

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