特許
J-GLOBAL ID:200903046795005817

フレキシブルなアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294199
公開番号(公開出願番号):特開平9-170604
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータの提供可能な力を各運動方向において規定可能にする。【解決手段】 ステープル軸線AXに平行な軸線に沿って、ガイド手段によって曲げ弾性的な操作ロッドBS1,BS2が案内されており、該操作ロッドが、ステープル機構の第1の端部E1,E2に軸線方向摺動不能に固定されていて、第2の端部EA1,EA2で自由に摺動可能に進出するようになっており、操作ロッドBS1,BS2のうちの少なくとも1つに、ステープル機構の第2の端部EA1,EA2で引張り力または押圧力が加えられ、これにより、前記少なくとも1つの操作ロッドBS1,BS2を案内するガイド手段FMが互いに接近する方向もしくは互いに離反する方向に変位することにより、アクチュエータの所望の運動方向が生ぜしめられるようになっている。
請求項(抜粋):
フレキシブルなアクチュエータにおいて、(イ)ほぼ同一に成形された少なくとも2つの扁平形エレメント(PE1,PE2)が設けられており、該扁平形エレメントが、扁平な平面に対してほぼ直角に位置するステープル軸線(AX)に沿って互いに重なり合って配置されており、これらの扁平エレメントが1つのステープル機構を形成しており、(ロ)各扁平形エレメント相互間に結合手段(FS)が設けられており、該結合手段が、少なくとも各2つの扁平形エレメントを互いに結合していて、主として、扁平形エレメントの前記ステープル軸線(AX)に沿って互いに離反しかつ互いに接近する軸線方向運動と、扁平エレメント相互の傾斜位置とだけを可能にするようになっており、(ハ)扁平エレメントの周面に、ガイド手段(FM)が均一に分配されており、該ガイド手段が、ステープル軸線(AX)に対して平行な少なくとも3つの第1の軸線に位置しており、これらの軸線がほぼ同一相互間隔を有しており、(ニ)前記第1の平行な軸線に沿って、ガイド手段によって曲げ弾性的な操作ロッド(BS1,BS2)が案内されており、該操作ロッドが、ステープル機構の第1の端部(E1,E2)に軸線方向摺動不能に固定されていて、第2の端部(EA1,EA2)で自由に摺動可能に進出するようになっており、(ホ)操作ロッド(BS1,BS2)のうちの少なくとも1つに、ステープル機構の第2の端部(EA1,EA2)で引張り力または押圧力が加えられ、これにより、前記少なくとも1つの操作ロッド(BS1,BS2)を案内するガイド手段(FM)が互いに接近する方向にもしくは互いに離反する方向に変位することにより、アクチュエータの所望の運動方向が生ぜしめられるようになっていることを特徴とする、フレキシブルなアクチュエータ。
IPC (3件):
F15B 15/10 ,  B25J 18/06 ,  B25J 19/00
FI (3件):
F15B 15/10 G ,  B25J 18/06 ,  B25J 19/00 A

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