特許
J-GLOBAL ID:200903046804409144

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259800
公開番号(公開出願番号):特開平5-071438
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 高圧燃料を用いても噴射初期に低噴射率であり噴射後期に高噴射率となるような燃焼に最適な噴射率を実現すること。【構成】 噴射初期ではECU5によりインジェクタ3の三方電磁弁6が低圧側に切り換えられると同時にインジェクタ3の背圧室7が背圧制御弁4の減圧室10に連通される。すると、背圧室7の燃料が減圧室10に流れ込み背圧室7の圧力が少し抜けノズルニードル9が少し上昇する。又、噴射後期では三方電磁弁6は同様の状態で背圧室7が減圧路13に連通される。すると、背圧室7の燃料が減圧路13を介して燃料の戻り側に流れ出て背圧室7の圧力が完全に抜けノズルニードル9が完全に上昇する。このように、本発明の燃料噴射装置では、インジェクタ3の三方電磁弁6の低圧側に背圧制御弁4を設けて背圧室7の圧力を制御することにより、高圧燃料を用いても噴射初期に低噴射率であり噴射後期に高噴射率となるような燃焼に最適な噴射率を得ることができる。
請求項(抜粋):
燃料噴射弁の噴射孔を開閉するノズルニードルに作用する背圧を保持する背圧室の圧力を切換弁によって燃料の供給経路側である高圧側と前記燃料の戻し経路側である低圧側とに切換制御して前記噴射孔より前記燃料を噴射するようにした燃料噴射装置において、前記切換弁の前記低圧側と直列に配設され、該低圧側の燃料の流れを遮断する第1の状態と前記低圧側の燃料の一部を逃がす第2の状態と前記低圧側の燃料を完全に逃がす第3の状態との少なくとも3つの状態を取る制御弁と、無噴射時には前記切換弁を高圧側とすると共に前記制御弁を第1の状態とし、噴射初期では前記切換弁を低圧側に切り換えると同時に前記制御弁を第2の状態とし、噴射後期では前記切換弁を低圧側に切り換えたままで前記制御弁を第3の状態とする制御装置とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02D 1/02 301

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